夢千代日記

SHIMAちゃんの徒然日記・雑記

単なるボクシング映画では終わらない「ミリオンダラー・ベイビー」

2005年05月31日 22時38分11秒 | Weblog
 クリント・イーストウッドが「許されざるもの」以来となる2度目のアカデミー作品賞と監督賞を受賞した話題の作品。
 家族の愛に見放された女性ボクサー・マギーと実の娘から縁をたたれて、心に隙間ができてしまったトレーナー・フランキー。マギーはフランキーの経営するジムにやってきて、フランキーにトレーナーになってほしいと頼み込む。女性ボクサーはいらないと断るフランキーだったが、マギーは熱心に練習に通いつめていた。そして、フランキーはマギーのトレーナーとなり、厳しい練習をこなしていく。チャンピオンを目指すことで、フランキーに認められようとするマギー。それは、マギーとフランキーの愛の形でもあった。
 「ミリオンダラー・ベイビー」は、師弟愛・人間愛を描きながら深いラブストーリーへとつながる。そのストーリーの深さに驚かされる仕掛けが用意されている。
 マギーにヒラリー・スワンク(アカデミー最優秀主演女優賞)、フランキーを支え、ジムの補佐をする男にモーガン・フリーマン(アカデミー最優秀助演男優賞)。