夢千代日記

SHIMAちゃんの徒然日記・雑記

「星になった少年」(ビデオ)

2006年05月05日 19時59分28秒 | Weblog
 小川動物プロダクションでは、経営がたち行かず債権者が訪れて来る。仕事はないが動物が次々に増えているのだ。
 親が動物プロダクションを営んでいることで、哲夢(テツ)は学校で「動物くさい」といじめられていた。テツの母は、テレビの出演依頼があるということで、象を手に入れることを考えていた。象を飼うことは、プロダクションとしての夢だったが、象を手に入れるためには、これまでかわいがってきた、他の動物を手放さなければならない。
 象がサファリパークからやってきた。象の名前は゛ランディ゛。ランディと一緒にやってきた飼育係は、象には飼育係ではなく、゛象使い゛が必要だと言う。それを聞いたテツは、゛象使い゛になるためにタイに行きたいと母に伝える。母は学校のいじめから逃げるためだと反対するが、結局、行かせることとする。
 テツは、タイで象使いの学校に通うが、仲間からはいじめられ、象は自分の思いどおりにならず…の日々を過ごす。
 そして、テツタイで学んだことを胸に戻ってくる。念願の象さんショーで、象の習性を語るテツには、これまでのテツとは違い、自信に満ち溢れていた。しかし、すべては゛これから゛という時に、不幸が訪れる。
 なぜ、テツが象を好きになろうとしたのか、それはラストで語られる。
 主演は、「誰も知らない」で注目された柳楽優弥。その母に常盤貴子。母の再婚相手で小川動物プロダクション社長に高橋克美。ラストで哲夢が象使いになろうと思った理由を知った時の常盤貴子の演技がすばらしい。ドラマ「ビューティフルライフ」で゛おせんべい1枚を食べる演技もうまい゛と言われた常盤貴子。ラストはその演技に泣かされるであろう。