末次由紀の人気コミックが原作の青春映画。『ちはやふるー上の句』『ちはやふるー下の句』に続く最終章の今作。広瀬すず、野村周平、新田真剣佑、上白石萌音、矢本悠馬、森永悠希、松岡茉優などの前作からの引き続きのキャストに加え、瑞沢かるた部の後輩に優希美青、佐野優斗、史上最強名人として賀来賢人が追加キャスト。個性的で重要な役を担う。
全国大会での激闘から2年が舞台。競技かるたに打ち込む姿とさらなる戦いを描く。
太一(野村周平)や新(新田真剣佑)らとともに名人・クイーン戦に挑む千早だったが、詩暢(松岡茉優)とは戦えず大会を終える。千早たちの師匠・原田(國村隼)も史上最強名人(賀来賢人)とされる周防に敗れてしまう。
その後、3年生になった千早たちは、高校最後の全国大会に挑むが…。
ひたむきに競技かるたと向き合う主人公たちをみていると、今の若者も捨てたもんじゃないと思う→感想が年寄りである。
団体戦は、他の体育会系の競技と同じようにチームワークがカギとなるのが、おもしろいところであるし、
千年前の人の恋心が、今の時代の変わらずに響いてくることが感動である。百人一首ってすごい。
これをまた、千年先につなげていけたら、なんと素晴らしいことか。
蛇足として、松岡茉優のヲタクぶりは有名になってきているが、そのキャラが今作で生きている。そうきたか、の立ち位置を確認した。
監督はこれまでと同じ小泉徳宏がつとめている。
3月17日公開