いまから27年後の未来。時代は進んでいるかと思いきや、荒廃していた。人々は仮想世界〝オアシス〟に逃げ込み、そこを居場所にしていた。〝オアシス〟での親友、ライバルの存在がすべて。
そんなある日、〝オアシス〟の開発者が死亡し、ある遺言を残す。そこから、〝オアシス〟での戦いが始まる。
仮想世界と現実世界が順にもしくは、お互いに入り込みながら描かれていく。
最新技術が駆使されているのであろう映像がすごい。言葉をたくさん持っていればすごさを伝えられるのであろうが、残念ながらその表現方法を持たない。
ただ、これからの映画はこんなになっていくのか!と思う。
また、スティーブン・スピルバーグ監督作なのに、日本人が大好きなキャラクターが登場する。絶対、盛り上がるはず。
しかも、ゲームばかりしないで現実世界も知ったほうがいいよ、というメッセージも込められているのがこの作品のポイント。
この映画は3D鑑賞ができるが、試写会では2Dだった。それでも十分楽しめるが、ゲームをやりなれてきた世代や、キャラクターの動きをがっつり見たい人は3Dではもっと楽しめるだろう。
エンタメ、娯楽作品。
たまにはいいと思います。
(梅田ブルグ7にて鑑賞)