『サルバトール・ムンディ』 (Salvator Mundi 世界の救世主の意) は、イタリアの美術家レオナルド・ダ・ヴィンチが描いた油彩画。青いローブをまとったイエス・キリストの肖像画。
2017年11月15日にクリスティーズのオークションにかけられ、手数料を含めて4億5031万2500ドル(当時のレートで約508億円)で落札された[4]。この額は、2015年に落札されたパブロ・ピカソの「アルジェの女たち バージョン0」の1億7940万ドル(約200億円)を抜き、これまでの美術品の落札価格として史上最高額となった。(Wikipediaより)
この神秘的な絵について深く分析した本がある。
The Last Leonardo
by Ben Lewis (Author)
https://www.amazon.co.uk/Last-Leonardo-Ben-Lewis/dp/0008313415
今日と明日のGetUpEnglishはこの本のなかの表現をご紹介しよう。
Squinting at a computer screen one day in his home office, Alex Parish discovered the Salvator Mundi. It was listed for sale in an online catalogue of an obscure auction house in New Orleans, the St Charles Gallery. This was in 2005, three years and a few months before Robert Simon would board his flight to London carrying the painting under his arm. Parish thought the picture looked promising, and the price was so low that it was worth taking a small risk. He remembers: ‘I had a recollection of a similar thing that had come up with Sotheby’s a few years before. I bought the picture because I know this is just the sort of thing other people like to speculate on.’ He contacted Simon, who had himself also spotted the picture, as he subscribed to the gallery’s mailing list and received a hard-copy catalogue in the mail. Parish suggested they buy it together, fifty-fifty, the same way they had jointly bought many works before. Simon agreed.
アレックス・パリッシュは目を細めてコンピューターのディスプレイを見ていたが、そこで『サルバトール・ムンディ』を発見した。ニューオーリンズの得体の知れない競売場、セント・チャールズ・ギャラリーのオンライン・カタログに売りに出されていたのだ。2005年、ロバート・サイモンがその絵を抱えてロンドンに向かう数カ月前のことだった。パリッシュはその絵は期待できそうだし、値段もそれほどではなく、リスクも小さいと感じた。彼は思い出す。「似たようなものがサザビーに2、3年前に出されたと記憶している。吟味したいと思う人がほかにいると思ったから、それを買ったんだ」そしてサイモンに連絡を取ると、彼もそのギャラリーのメーリングリストに登録していて、印刷されたカタログも郵送で受け取っていたから、その絵を見ていた。すでにふたりがこれまで多くの作品をそうしてきたように、パリッシュは今度もそれを折半して共同で買い上げることを提案した。サイモンは受け入れた。
見本到着!
いや、これはほんとうに大変光栄な仕事でした! ダークサイドに何度も落ちそうになった翻訳者を何度もフォースの力で救ってくれた名編集者に心より感謝します。
原書にある写真も文字情報もすべて盛り込み、必要に応じて日本人に必要な知識も盛り込んだ充実の1冊、すべてのStar Warsファンに手に取っていただけますと、うれしいです。
May the Force be with you!
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STAR WARS クリーチャーズ&エイリアンズ大全 制作秘話と創造の全記録 大型本 – 2019/10/6
マーク・ソールズベリー (著), 上杉 隼人 (翻訳)
内容紹介
ヨーダは、はじめは妖精のような姿だった?
ジャバ・ザ・ハットの巨体はどのように動かされ撮影されたのか?
「最後のジェダイ」のポーグは試作品もめちゃめちゃかわいかった?
「スター・ウォーズ」の世界になくてはならないクリーチャーとエイリアン。
彼らは一体どのように創られ、撮影されたのか?
本書では主だったクリーチャーとエイリアンが製作される過程を、
貴重なコンセプトアートや、試作品、撮影の様子をおさめた多数の写真と、
当時のスタッフの証言であますところなく見せている。
エピソード1~6のほかに、「フォースの覚醒」「最後のジェダイ」「ローグ・ワン」「ハン・ソロ」のクリーチャー&エイリアンも収録。
ファン必携であることはもちろん、無から有を生み出す過程がすべてのクリエーターの想像力を刺激する一冊!
著者について
マーク・ソールズベリー(Mark Salisbury)
1966年生まれ。スクリーンライター、ジャーナリスト、作家。著書に、『アリス イン ワンダーランド ビジュアル メイキングブック』(講談社)、『ティム・バートンのコープスブライド メイキングブック』(河出書房新社)、『ティム・バートン[映画作家が自身を語る]』(フィルムアート社)、『エリジウム ビジュアルガイド』(小学館集英社プロダクション)、『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』(ハーパーコリンズ・ ジャパン)、『ギレルモ・デル・トロ クリムゾン・ピーク アート・オブ・ダークネス』(DU BOOKS)、『エイリアン|アーカイブ』(ボーンデジタル)ほか。
上杉隼人(うえすぎ・はやと)
翻訳者(英日、日英)、編集者、英語教師。訳書に、『スター・ウォーズ』エピソードI, II, III, IV, V, VI(講談社文庫)、『スター・ウォーズ 最後のジェダイ』『スター・ウォーズ フォースの覚醒』『アベンジャーズ エンドゲーム』『アベンジャーズ インフィニティ・ウォー』『スパイダーマン:スパイダーバース』(ディズニーストーリーブック)、『MARVEL マーベル最強ヒロイン ファイルBOOK』(講談社)ほか多数。
https://www.amazon.co.jp/dp/4065174554