on the docketは「考慮中の[で]、当面の」。
今日のGetUpEnglishはこの表現を学習する。
○Practical Example
The Rolling Stone’s world tour is on the docket.
「ローリング・ストーンズの世界ツアーの計画が練られている」
●Extra Point
The Marvel Studios Story: How a Failing Comic Book Publisher Became a Hollywood Superhero (The Business Storybook Series) by Charlie Wetzel (Author), Stephanie Wetzel (Author)
https://www.amazon.com/dp/1400216133
にこの表現があった。
◎Extra Example
“I’ve always believed in expanding the definition of what a Marvel Studios movie could be. We try to keep audiences coming back in greater numbers by doing the unexpected and not simply following a pattern or a mold or a formula,” said Feige.43 Marvel is “Twenty-two movies in, and we’ve got another twenty movies on the docket that are completely different from anything that’s come before—intentionally.”44
「『マーベル・スタジオはこうである』という定義をいつも広げようとしているんだ。誰も予想できない、これまでのパターンや公式や常識を壊すようなものを作ることで、多くのお客さんにこれからも映画館に足を運んでもらいたいと思う」とファイギは言う。「マーベルはすでに22作作ってきたけど、あえてこれまでとはまったく違う映画を20本撮る予定だ」
―intentionallyは最後に「意図的にね」と訳すのも可能だろう。確かに英語でも強調される書き方なので、そうするのもいいと思う。ここではさっと読んでもらうのがいいと思い、「あえて……と思う」というような処理にした。
こちらも来月発売です。
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ザ・ギャンブラー: ハリウッドとラスベガスを作った伝説の大富豪
ウィリアム・C・レンペル (著), 上杉 隼人 (翻訳)
https://www.amazon.co.jp/dp/4478106916
無一文から総資産200億ドルへ。ハリウッドとラスベガスを作った「20世紀最強の勝負師」カーク・カーコリアンの生き方と「全取引」。ウォールストリート・ジャーナル、ワシントン・ポスト、シアトルブックレビュー…etc.各紙絶賛の全米ベストセラー、ついに日本上陸!!
著者について
1947年生まれ。作家・ジャーナリスト。ペパーダイン大学にて学位取得後、地方新聞の記者を経てロサンゼルス・タイムズ紙へ。以後20年以上、調査報道記者兼編集者として活動。数々のホワイトハウスやペンタゴンのスキャンダルを暴いたほか、2001年の同時多発テロ以前にオサマ・ビン・ラディンとアルカイダについて報道し、テロ活動に警鐘を鳴らした。国際テロ報道でOverseas Press Club賞を共同受賞、金融記事ではGerald Loeb賞を受賞するなど、数々のジャーナリズム賞を受賞。ABC、NBC、CNNなどテレビニュースにも度々ゲスト出演する。著書に、コロンビアの犯罪組織「カリ・カルテル」を描いた『At the Devil's Table』などがある。
単行本: 440ページ
出版社: ダイヤモンド社 (2020/8/7)
言語: 日本語
ISBN-10: 4478106916
ISBN-13: 978-4478106914
発売日: 2020/8/7
プロローグ 人生はビッグなクラップゲームだ
第I部 人間創生
第II部 億万長者の誕生
第1章 ギャングたちとのトラブル
第2章 大物同士の衝突
第3章 7300万ドルの賭け
第4章 世界に名を知られる
第5章 ケリー、カーク、バーバラ、エルヴィス
第6章 笑うコブラ
第7章 挫折
第8章 敵兵去る
第9章 活動再開
第10章 深淵に広がる光景
第11章 特別なリスク要因
第12章 MGMの大惨事
第13章 保険を食い物にする悪人
第14章 サイコロのひと振り
第15章 テッド・ターナーの時限爆弾
第16章 海上での埋葬
第17章 億万長者のひとりとして
第III部 伝説創生
第18章 バッターボックスのベーブ・ルース
第19章 やっかい者アイアコッカ
第20章 彼女はあくまで固執した
第21章 ライフル・ライト、「アイアン」・マイクを受け入れる
第22章 大量虐殺と寛容さ
第23章 勝って負ける――ボンダー、ウィンとの交渉
第24章 致命的誘引
第25章 取引仲介人(ディールメイカー)たちの神
第26章 わが道を行く
第27章 「転倒」の後
エピローグ カーク最後の取引