ミネアポリスで黒人男性ジョージ・フロイドさんが白人警察官によって拘束死させられた事件を契機に、アメリカ全体で抗議デモが起こっている。
これはアメリカが抱える長い黒人差別の問題が根差している。
https://blog.goo.ne.jp/getupenglish/e/5c2cf7dcbea928d39aa37f9592b29cd2
本日のGetUpEnglishはこのニュースを読んでみよう。
○Practical Example
Izzy Simons has been fired up about the prospect of driving on his own.
The 15-year-old has craved the freedom a license promises. He has proudly and effectively maneuvered the family's vehicles around the church parking lot and beyond, and he's confident he'll pass his test in August. He imagines arriving at Southmoore High School in Moore, Oklahoma, someday in a navy blue crew cab Silverado truck with a lift kit.
イジー・サイモンズは自分の車を運転する気満々だった。
15歳の少年は運転免許が与えてくれる自由を渇望していた。家の車を教会の駐車場のあたりを見事に乗りこなしていたから、8月の運転免許試験には合格できる自信があった。オクラホマ州ムーアのサウスムーア高校に、修理リフトを乗せたネイビー・ブルーのシルバラード・トラックで乗り付けるのを楽しみにしていた。
craveは「…を渇望する」
●Extra Point
ニュースはつづく。
◎Extra Example
His excitement has been replaced with uncertainty. Simons, who is Black, was jarred emotionally after watching video of the killing of George Floyd, a Black man who died after a Minneapolis white police officer pressed a knee into his neck for several minutes on May 25. In those moments, concepts he'd learned about such as racial profiling and "Driving While Black" fully registered.
そんな彼の興奮は不安に変わった。5月25日にミネアポリスの白人警官に首を押さえつけられて数分で亡くなる事件が起こり、その映像を見た同じ黒人のサイモンズさんは不快感を覚えた。この事件を通じて、人種差別と「黒人が運転する」ことはどういうことか、はっきりわかったのだ。
Blackが大文字で表記されていることに注目。最近のアメリカのメディアは人種としての尊敬を示すためにこのように大文字で表記している。
(be) jarredは「不快な気分になった」
"Driving While Black"は「黒人が車を運転する」
fully registeredはこの主語はconceptsで自動詞として使われていて、「完璧に心に銘記される」
この黒人の少年Izzy Simonsは白人の両親の養子になった。アメリカの人種問題は幸せな家庭にも大きな影響をもたらしている。
ぜひこのニュースをすべて読んでほしい。