前置詞behindが、「…に味方して、…を後援[支持]して」の意味で使われることは、
2015/8/15のGetUpEnglishで紹介した。
https://blog.goo.ne.jp/getupenglish/e/bd5a57d8c18c11e8c9772a2b9ed6a413
今日のGetUpEnglishはこの使い方を復習したい。
9月に刊行予定のチャーリー・ウェッツェル、ステファニー・ウェッツェル『MARVEL 倒産から逆転No.1となった映画会社の知られざる秘密』に、Robert Downey, Jr.がアイアンマンの役を演じるまでについて、実に興味深いことが書かれている。
http://www.subarusya.jp/book/b524835.html
Favreau had a difficult time convincing Marvel’s executives that Downey was the right person to play Iron Man. “We had a lot of people anxious about it and against it,” said Favreau, “and the board was concerned and against, and then we put [Robert] on film and from the minute he opened his mouth everybody who saw the screen test was convinced, and everybody was behind him and we never looked back.”
ロバート・ダウニー・ジュニアがアイアンマンを演じるべきであるとマーベルの役員を説得するのに、ファヴローは大変な苦労を強いられた。
「彼でほんとに大丈夫かと思う人もたくさんいたし、反対する人もたくさんいた。でも、ロバートのオーディション映像を見せて、映像のなかの彼がしゃべり出すと、たちまちみんな納得してくれたんだ。ロバートしかいないと。あとは動き出すだけだった」
everybody was behind himのbehindがこの意味で使われている。
実は最初はロバート・ダウニー・ジュニアがアイアンマンを演じることは反対されたようで、本書には実に驚くべきほかの候補者の名前が挙げられている。