今年の後半、いちばん気合を入れて訳している本に、この表現があった。
今日のGetUpEnglisもその本から紹介する。
With language, precision is important; pomposity, pretension, periphrasis, plagiarism and sesquipedalianism are to be avoided at all costs – as this sentence demonstrates – because it makes you sound like you’re trying too hard, which makes you sound like you’re using long words to cover up the fact that you don’t really know what you’re talking about.
言葉を使うにあたっては、正確さが重要だ。加えて尊大な言い方(pomposity)は厳禁だし、実際とは違うふうに思わせては(pretension)ならない。回りくどい言い方(periphrasis)も避けるべきだし、人の発言を自分の発言であるように(plagiarism)してはならないし、やたら長い語(sesquipedalianism)を使うのもやめたほうがいい。もはやおわかりかと思うが、わたしが書いているこの文がまさにそれだ。何か必死に伝えようとしているのはわかるが、そうやって自分が言っていることがわからないことを押し隠そうとしているように思えてしまうのだ。
pomposityもpretensionもperiphrasisもplagiarismもsesquipedalianismもなかなかお目にかからない名詞だ。これを名詞のまま訳すとかなり硬い日本語になってしまうので、試訳のように動詞に品詞転換して訳すとよい。
今日も更新が遅れてしまい、申し訳ございません。しばらくご迷惑をおかけします。