ウィニフレッド・バード『日本の自然をいただきます 山菜・海藻をさがす旅』(亜紀書房)が3月8日発売となる。
見本もできた。
https://www.akishobo.com/book/detail.html?id=1102&st=4
この本はまさしく著者とのコラボレーションというもので、「訳者あとがき」にも次のように記した。
こうした問題はすべて著者に確認することで解消された。古典の文献の引用、解釈などで不安があるところはすべてメールで質問した。訳者はすでに三十年以上、翻訳の仕事をしているが、著者にこれほど多くのことをたずねたのは初めてだ。ウィニフレッド・バードもひょっとしてうんざりしたかもしれないが、何をたずねてもすぐに親切に答えてくれた。日本人であるわたしが日本の古典文献を読み間違えていて恥ずかしい思いをしたことも少なくない。
もはやおわかりと思うが、本書の翻訳は著者ウィニフレッド・バードとのコラボレーションによるものだ。
その著者ウィニフレッド・バードからありがたいコメントをもらい、本にも入れるように言われたのだが、これだけは辞退させていただいた。
だが、本日のGetUpEnglishでは、ウィニーの身に余る大変光栄な謝辞の言葉を紹介させていただく。
To Hayato Uesugi, thank you for allowing me to be a collaborator in the fascinating process of bringing this book to Japanese-language readers, and for going above and beyond what is demanded of a translator to ensure that it maintains the spirit of the original while improving its accuracy. The care you put into your work gives me the confidence to share this book with an audience that is deeply knowledgeable about its subject, sansai.
Winnie
ウィニーはものすごく好奇心旺盛で、研究熱心で、英語の文献も日本語の文献も徹底的にチェックする上に、英語の文章がうまく、そして謙虚だ。
「訳者あとがき」には次のようにも記した。
バードが取材した人たちに名前の日本語の表記など確認するために連絡することもあったが、この人たちもウィニーの日本文化に対する強い好奇心と人柄のよさに強く感銘を受けていることが感じられた。この人たちも、ウィニーのおかげで自分たちの社会と文化のすばらしさを再確認できたのだ。
ウィニフレッド・バード『日本の自然をいただきます 山菜・海藻をさがす旅』(亜紀書房)
https://www.akishobo.com/book/detail.html?id=1102&st=4
どうかよろしくお願いします。
日本の自然をいただきます 山菜・海藻をさがす旅
ウィニフレッド・バード/著
上杉 隼人/訳
亜紀書房
見本出来!