■Joint Direct Attack Munition
岐阜基地の飛行開発実験団では、航空自衛隊が新しく装備するGPS誘導爆弾“JDAM”に関する各種試験、実験を展開中である。なお、2007年2月13日頃から岐阜基地周辺においてその様子が目撃されている。今回は、速報記事ということでお伝えしたい。
写真は、本日1558時頃、岐阜基地に着陸するF-2B(101号機)である。撮影したF-2Bは、主翼の三つのパイロンのうち、二箇所にJDAMを搭載している。なお、撮影した機体には、このほかに空対空ミサイルや増槽などは装備されていない。航空自衛隊では、JDAMを既存の500ポンド通常爆弾を改修する方式を採用している。
このJDAMは、GPS電波を利用し地上目標に対する精密攻撃を行う装備として導入されたもので、航空自衛隊の対地攻撃能力を大きく向上させることが期待されており、爆弾用精密誘導装置として平成18年度予算で2億円、平成19年度予算でも2億円が計上されている。
HARUNA
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