北大路機関

京都防衛フォーラム:榛名研究室/鞍馬事務室(OCNブログ:2005.07.29~/gooブログ:2014.11.24~)

飛行開発実験団F-2B支援戦闘機JDAM搭載試験

2007-04-05 21:14:14 | 航空自衛隊 装備名鑑

■Joint Direct Attack Munition

 岐阜基地の飛行開発実験団では、航空自衛隊が新しく装備するGPS誘導爆弾“JDAM”に関する各種試験、実験を展開中である。なお、2007年2月13日頃から岐阜基地周辺においてその様子が目撃されている。今回は、速報記事ということでお伝えしたい。

Img_8201_1  写真は、本日1558時頃、岐阜基地に着陸するF-2B(101号機)である。撮影したF-2Bは、主翼の三つのパイロンのうち、二箇所にJDAMを搭載している。なお、撮影した機体には、このほかに空対空ミサイルや増槽などは装備されていない。航空自衛隊では、JDAMを既存の500ポンド通常爆弾を改修する方式を採用している。

Img_8208_3  このJDAMは、GPS電波を利用し地上目標に対する精密攻撃を行う装備として導入されたもので、航空自衛隊の対地攻撃能力を大きく向上させることが期待されており、爆弾用精密誘導装置として平成18年度予算で2億円、平成19年度予算でも2億円が計上されている。

HARUNA

(本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)

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