■桜花ほぼ終了
本日、平野神社の桜花開花状況を撮影した。ほぼ桜吹雪から葉桜となっており、やや肌寒い中で、仮設店舗の明かりだけが煌々と境内を照らし、桜の季節は終わりつつあることがみてとれた。
小生が平野神社を撮影し終えた頃、長崎市の伊藤一長市長が背後から銃撃され、重態となる事件があった。長崎市長銃撃と聞くと、政治テロの事件を思い出さずにはいられないが、本記事執筆時点の現行の報道では定かではない。一度だけお会いしたことがあるが、聡明な方で、歴史文化財の復興や平和の問題に精力的に取り込まれている方である。何とか一命を取り留めてもらいたいと切に願う次第である。
さて、平野神社の記事であるが、一分咲の時期と似た人通りの少なさがあり、気温も肌寒く感じられた。写真だけをみると今一度咲きそうな印象があるが、八重桜などの一部を除けば葉桜となり、これから射すような青空の季節となっていくのだろう。
本殿から桜並木へと向かう。一際輝く建物はお手洗いである(使用は2300時まで)。常夜灯が長時間露光により一際目立つ光を放っているが、それを照り返す桜花は、僅かに社殿に額づき、空を照らしているに留まっている。
模擬店舗の様子。露光過剰となった写真からは伝わらないが、閑散としている。しかし、カウンターにはビール瓶などが並べられ、一応営業はしているようである。他方で、通常の屋台は営業せず、シートで表を覆っているものが目に付いた。
児童絵画による灯路。その奥に見えるのは仮設店舗の情景である。幽玄とした光を放つ様子はもの寂しいが、仮設店舗が取り払われ、本来の境内となれば、かえってその清涼が好印象をもたらすものとなる。
西大路通りのバス停に向け足を進める。木々の色が、咲く前ではないことを伝えている。なお、この仮設店舗、屋根があり雨天にも強いが桜は余り見えないように思う。ただし、焼肉食べ放題など、店舗としての機能は常設店舗に引けをとらない。
平野神社の桜花開花状況は、北大路機関においても幾度か掲載し、いわば本ブログにおける桜花開花状況の指標として掲載したが、今年の平野神社桜花開花状況は今回が最後となろう。また来年も、平野神社の桜を特集したいと考える次第だ。
HARUNA
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