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【京都幕間旅情】榛名さんの総監部グルメ日誌:京都-七条,伽藍と庭園の一角で嗜む抹茶ラテと静かなひととき

2023-07-03 07:00:20 | グルメ
榛名さんの総監部グルメ日誌
 はるなさんの散歩道、三十三間堂や智積院は多くの観光客や修学旅行生が拝観に探訪するのですが直ぐ近くにこんな落着きが。

 日本でも有名なお店だった、京都散歩の際には後で聞いてそうなんだあ、と思う事が良くあるのです。ただ、有名どころが立派な門前を飾っているという訳ではありませんので、そうか世の中狭いものだなあ、と率直に知っているお店ならば感慨深く思う程度です。

 抹茶ラテ、暖かい抹茶が泡立てて透きとおる透明のホットグラスに湛えられていて、練乳をこう加えていますので、仄かとかいうものではなく明確に甘い、が抹茶の苦味と共に確かに香り立つお茶の確かな存在感、甘い御茶というと不思議だよね、と思いつつ頂く。

 清水一芳園、ここは、お恥ずかしい話ですが昔、日本史をわかりやすく紹介する漫画で“この利休に抹茶ラテをつくれと!?”という台詞がありまして、その突拍子の無いフィクションを思い浮かべた先に最初、抹茶ラテを頂いたのがこのお店で在ったりするのですが。

 京都散歩、有名寺院は混雑するところが多いのですが、歴史も美しい庭園も壮大な伽藍もあるのだけれども、不思議な程に観光客が、COVID-19の前でも、今増えている観光客の人波の中でも凪のように静かな寺院がありまして、そういう一角で頂くお茶はおいしい。

 御茶、いや抹茶ラテか。凪のような場所と表現した通り、店内は意外な程に音が澄んでいる、さて、牛乳そのものは奈良時代に日本へ入ってきているのですがほとんど普及しなかった、すると乳製品を欠いて食文化を培ったというのは考えてみると不思議な気がします。

 養源院と智積院の間の通りに在りますこのお茶屋さん、京都国立博物館と三十三間堂に妙法院という、東海道新幹線と東海道本線の実は沿線なのだけれども高速鉄道が湧きたてる轟音が、嘘のように聞こえてこない一角には、歴史とともにお茶の香り漂う一角がある。

北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
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