■臨時情報-北米UFO飛来
オカルトの話じゃない、オカルトの話じゃなく実際の安全保障上の問題なのですけれどもこの表題この論調は誤解を招く。
アメリカ上空に相次ぎ未確認飛行物体UFO飛来、空軍戦闘機部隊連日UFOを撃墜、F-22戦闘機カナダ上空で葉巻型UFO撃墜に成功、レーダーに映り難い新たなUFOを目撃、と。何か2050年代あたりのオカルト本に特集されそうな字面となっていますが、アメリカ上空に飛来する国籍不明気球に対して、アメリカ空軍は三日連続の撃墜を実施しています。
F-22戦闘機がバイデン大統領の命令を受け最初に撃墜した未確認飛行物体は、2020年に東北地方上空へ飛来したものと類似したアンテナ装置を装備しており、電子情報収集などに当る偵察用とされていました、高度18000mと旅客機の飛行高度よりも高く、しかしICBM基地付近などを飛行した為にF-22戦闘機が洋上で空対空ミサイルを発射し撃墜しました。
60m、最初に撃墜されたものは飛行高度が旅客機よりも高いものの肉眼で地上から確認できています。同様の飛行物体が2020年に出現した当時、民放テレビ報道番組などでは自称専門家が、民間気球大会などで飛ばした掌に載る重さのマイクロ気球ではないかと見解をしめしていて、地上から真上でも20km近い遠方のものが見えるかと見識を疑ったが。
気球の撃墜ですが、もっとも頻繁に行われているのは日本周辺地域、具体的に言えば南北軍事境界線付近で、韓国の民間団体が北朝鮮へ韓国の実情等を広報する為に義捐金などを搭載して飛行させているものです、これに対しては北朝鮮も激しく反発しています。またこの数日間、中国当局もアメリカから中国へ気球の飛来を主張し両国の摩擦となっている。
10日と11日と12日、連続でアメリカ空軍は未確認飛行物体を撃墜しています、このうち一つカナダ上空で撃墜されたものについては円筒形のもので、葉巻型UFOだと一部で話題になりましたが、この三日連続で撃墜されたものは旅客機の飛行高度を飛行しており、偵察用ではないと思われるものが含まれていましたが、航空航路安全上、対処したという。
アラスカ州上空では10日、カナダのユーコン準州で11日、そして12日には五大湖のひとつヒューロン湖上空で撃墜しています。この内、10日と11日のものは高度1万2000mというものでしたが、12日に撃墜されたものは飛行高度が6000mで、しかも情報収集用機器を搭載していた可能性が指摘され、現在落下した飛行船の調査を進めているとのこと。
国籍不明の気球、もちろん民間の科学目的のものや趣味の交歓などのものも多数が含まれている事でしょうが、この数日間に相次ぎ撃墜するという手段へ大きく転換した背景には、もともとこの気球の中に偵察用のものが含まれている事が長年問題視されていたのでしょう。他方、旅客機飛行高度を浮遊する物体は率直に危険物である点も加味するべきです。
旅客機飛行高度を浮遊する飛行物体、そして高高度を飛行する偵察用気球、この危険性はこの場合分けて考えるべきなのかもしれません。他方で、大型気球とは別の低高度を飛行する気球、太平洋を越えて中国大陸から運用されているのか、別のものなのか、調査する為にも、一旦地上に落とさなければならないという現状が、米中対立を更に深めているようです。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
(本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)
(本ブログ引用時は記事は出典明示・写真は北大路機関ロゴタイプ維持を求め、その他は無断転載と見做す)
(第二北大路機関: http://harunakurama.blog10.fc2.com/記事補完-投稿応答-時事備忘録をあわせてお読みください)
オカルトの話じゃない、オカルトの話じゃなく実際の安全保障上の問題なのですけれどもこの表題この論調は誤解を招く。
アメリカ上空に相次ぎ未確認飛行物体UFO飛来、空軍戦闘機部隊連日UFOを撃墜、F-22戦闘機カナダ上空で葉巻型UFO撃墜に成功、レーダーに映り難い新たなUFOを目撃、と。何か2050年代あたりのオカルト本に特集されそうな字面となっていますが、アメリカ上空に飛来する国籍不明気球に対して、アメリカ空軍は三日連続の撃墜を実施しています。
F-22戦闘機がバイデン大統領の命令を受け最初に撃墜した未確認飛行物体は、2020年に東北地方上空へ飛来したものと類似したアンテナ装置を装備しており、電子情報収集などに当る偵察用とされていました、高度18000mと旅客機の飛行高度よりも高く、しかしICBM基地付近などを飛行した為にF-22戦闘機が洋上で空対空ミサイルを発射し撃墜しました。
60m、最初に撃墜されたものは飛行高度が旅客機よりも高いものの肉眼で地上から確認できています。同様の飛行物体が2020年に出現した当時、民放テレビ報道番組などでは自称専門家が、民間気球大会などで飛ばした掌に載る重さのマイクロ気球ではないかと見解をしめしていて、地上から真上でも20km近い遠方のものが見えるかと見識を疑ったが。
気球の撃墜ですが、もっとも頻繁に行われているのは日本周辺地域、具体的に言えば南北軍事境界線付近で、韓国の民間団体が北朝鮮へ韓国の実情等を広報する為に義捐金などを搭載して飛行させているものです、これに対しては北朝鮮も激しく反発しています。またこの数日間、中国当局もアメリカから中国へ気球の飛来を主張し両国の摩擦となっている。
10日と11日と12日、連続でアメリカ空軍は未確認飛行物体を撃墜しています、このうち一つカナダ上空で撃墜されたものについては円筒形のもので、葉巻型UFOだと一部で話題になりましたが、この三日連続で撃墜されたものは旅客機の飛行高度を飛行しており、偵察用ではないと思われるものが含まれていましたが、航空航路安全上、対処したという。
アラスカ州上空では10日、カナダのユーコン準州で11日、そして12日には五大湖のひとつヒューロン湖上空で撃墜しています。この内、10日と11日のものは高度1万2000mというものでしたが、12日に撃墜されたものは飛行高度が6000mで、しかも情報収集用機器を搭載していた可能性が指摘され、現在落下した飛行船の調査を進めているとのこと。
国籍不明の気球、もちろん民間の科学目的のものや趣味の交歓などのものも多数が含まれている事でしょうが、この数日間に相次ぎ撃墜するという手段へ大きく転換した背景には、もともとこの気球の中に偵察用のものが含まれている事が長年問題視されていたのでしょう。他方、旅客機飛行高度を浮遊する物体は率直に危険物である点も加味するべきです。
旅客機飛行高度を浮遊する飛行物体、そして高高度を飛行する偵察用気球、この危険性はこの場合分けて考えるべきなのかもしれません。他方で、大型気球とは別の低高度を飛行する気球、太平洋を越えて中国大陸から運用されているのか、別のものなのか、調査する為にも、一旦地上に落とさなければならないという現状が、米中対立を更に深めているようです。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
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