■三井山山頂城址から望む稜線
岐阜基地から離陸する航空機を撮影していますと背景の稜線にいくつもの展望台の様なものが見えるのです。
岐阜基地を眼下に収める立地があるらしい、いや三井山の山頂にある城址公園から撮影していますと、こここそが眼下に収めているのではないか、と思われるかもしれませんが、岐阜基地を離陸してゆく航空機がどんどんと背景の稜線を越える瞬間に見えるものがある。
三井山。斎藤道三の時代には山頂に城郭が築城され、これは郭を三構造で有する警戒監視の為の城郭であったようで、しかし、砦としての機能は中世以前まで遡る要衝であったようです。しかし、山頂に城址があるという事は、ある程度上りやすい事が築城条件の一つ。
各務原市内の山間部、離陸してゆくF-15戦闘機やF-4戦闘機にF-2戦闘機の離陸を撮影していますと、稜線になにか櫓の様な、いや、展望台の様なものが望見できます、登山道があるのか、こう思ったのですがiphone地図検索しても登山道までは地図に載っていません。
権現山のことでしょうか。岐阜基地行脚が増えてゆきますと各務原の地元の方との会話が増えるようになりまして、なんでも権現山の山頂には展望台があるという。二十年近く前に岐阜基地近くで大規模な山林火災があった事は記憶しますが、権現山はその被災地です。
伊吹乃滝という神社といいますか神域が蘇原、岐阜基地周辺を散策しますとJR高山線に蘇原駅があります、この蘇原から山に進んだ立地に伊吹乃滝という場所があって、ここに登山口がある、ここから上り始めて慣れれば45分ほどで権現山山頂の展望台に至るそうだ。
ブルーインパルスと名古屋市内、という構図が撮影できる。なんでも三井山の標高は109mですが、権現山や向山に迫間山と金山の山頂展望台は300m以上の標高があるということで、ブルーインパルスの飛行展示高度よりもやや高い位置から見下ろせるという事でした。
金山には電波反射板が登山道沿いに在る。向山に迫間山と金山の、と権現山とは別の山をお教えいただいたのですが、トレイルコースとなっていて日帰りで十時間ほどの散歩道、いや登山道だ、日帰り登山を愉しめるというお話しでして、すると登山がてら航空祭を撮影するという方式も不可能ではありません。
愛宕山から高雄山へ愛宕神社と神護寺を巡る散歩、そんな印象でしょうか。もっとも愛宕山の標高はもっと高いのですがね。山頂には神社、舞鶴のイージス艦あたご、はみえないのですけれども。標高300m級の、それ程難易度はありませんので安全性は一定程度ある。
蘇原自然公園遊歩道、トレイルコースはこう遊歩道として整備されているとも。ちなみに三井山は山頂まで15分と紹介しましたが、ここは概ね10分前後というお話しですので、上記の権現山展望台までの45分、というのは相応に考えた方が良いのかもしれませんが。
東海自然歩道。鵜沼駅まで至る登山道が、蘇原自然公園遊歩道とは別に整備されているとも聞きまして、こちらは鵜沼駅から車折神社の方へ登山口がある、鵜沼というと木曾川を渡れば名鉄犬山遊園駅ですので、方向からしますと岐阜基地の滑走路の奥に在る稜線だ。
岐阜基地へ着陸進入する航空機の背景にもう一つ展望台のようなものがみえますので、東海自然歩道の展望台なのでしょうか。しかしそれ以上に驚いたのは、車折神社が岐阜にもあるという。ちなみに権現山の登山道には愛宕神社もあるといいますので、京都っぽい。
岐阜基地を撮影するには稜線に見える展望台から、というのも、まあかなり逆光を覚悟しなければならないのでしょうけれども、面白い撮影位置があるようですね。もっとも逆光、岐阜基地航空祭ではメイン会場にて真っ黒な機体には散々悩まされたものですけれどもね。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
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岐阜基地から離陸する航空機を撮影していますと背景の稜線にいくつもの展望台の様なものが見えるのです。
岐阜基地を眼下に収める立地があるらしい、いや三井山の山頂にある城址公園から撮影していますと、こここそが眼下に収めているのではないか、と思われるかもしれませんが、岐阜基地を離陸してゆく航空機がどんどんと背景の稜線を越える瞬間に見えるものがある。
三井山。斎藤道三の時代には山頂に城郭が築城され、これは郭を三構造で有する警戒監視の為の城郭であったようで、しかし、砦としての機能は中世以前まで遡る要衝であったようです。しかし、山頂に城址があるという事は、ある程度上りやすい事が築城条件の一つ。
各務原市内の山間部、離陸してゆくF-15戦闘機やF-4戦闘機にF-2戦闘機の離陸を撮影していますと、稜線になにか櫓の様な、いや、展望台の様なものが望見できます、登山道があるのか、こう思ったのですがiphone地図検索しても登山道までは地図に載っていません。
権現山のことでしょうか。岐阜基地行脚が増えてゆきますと各務原の地元の方との会話が増えるようになりまして、なんでも権現山の山頂には展望台があるという。二十年近く前に岐阜基地近くで大規模な山林火災があった事は記憶しますが、権現山はその被災地です。
伊吹乃滝という神社といいますか神域が蘇原、岐阜基地周辺を散策しますとJR高山線に蘇原駅があります、この蘇原から山に進んだ立地に伊吹乃滝という場所があって、ここに登山口がある、ここから上り始めて慣れれば45分ほどで権現山山頂の展望台に至るそうだ。
ブルーインパルスと名古屋市内、という構図が撮影できる。なんでも三井山の標高は109mですが、権現山や向山に迫間山と金山の山頂展望台は300m以上の標高があるということで、ブルーインパルスの飛行展示高度よりもやや高い位置から見下ろせるという事でした。
金山には電波反射板が登山道沿いに在る。向山に迫間山と金山の、と権現山とは別の山をお教えいただいたのですが、トレイルコースとなっていて日帰りで十時間ほどの散歩道、いや登山道だ、日帰り登山を愉しめるというお話しでして、すると登山がてら航空祭を撮影するという方式も不可能ではありません。
愛宕山から高雄山へ愛宕神社と神護寺を巡る散歩、そんな印象でしょうか。もっとも愛宕山の標高はもっと高いのですがね。山頂には神社、舞鶴のイージス艦あたご、はみえないのですけれども。標高300m級の、それ程難易度はありませんので安全性は一定程度ある。
蘇原自然公園遊歩道、トレイルコースはこう遊歩道として整備されているとも。ちなみに三井山は山頂まで15分と紹介しましたが、ここは概ね10分前後というお話しですので、上記の権現山展望台までの45分、というのは相応に考えた方が良いのかもしれませんが。
東海自然歩道。鵜沼駅まで至る登山道が、蘇原自然公園遊歩道とは別に整備されているとも聞きまして、こちらは鵜沼駅から車折神社の方へ登山口がある、鵜沼というと木曾川を渡れば名鉄犬山遊園駅ですので、方向からしますと岐阜基地の滑走路の奥に在る稜線だ。
岐阜基地へ着陸進入する航空機の背景にもう一つ展望台のようなものがみえますので、東海自然歩道の展望台なのでしょうか。しかしそれ以上に驚いたのは、車折神社が岐阜にもあるという。ちなみに権現山の登山道には愛宕神社もあるといいますので、京都っぽい。
岐阜基地を撮影するには稜線に見える展望台から、というのも、まあかなり逆光を覚悟しなければならないのでしょうけれども、面白い撮影位置があるようですね。もっとも逆光、岐阜基地航空祭ではメイン会場にて真っ黒な機体には散々悩まされたものですけれどもね。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
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