イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

怖かった思い出!

2007-11-04 | 第十章「今ここでの恩寵」

 恐らく2歳のとき、家族で日光東照宮に行き、巨大な仁王像を見て怖くて泣いた覚えがあります。それが、生れて始めての怖い記憶のようです。

 幼い頃から、周りから沢山の怖いお話を聴いたり見たりしました。また、近くに神社や屋敷、注連縄のついた大木、防空壕跡など、不気味な場所が結構あり、遊びながら、そうした不気味な場所を覚えました。

 7歳のころ、米国の南東アラスカのシトカに1年両親と住んだことがありました。住居は街の外れのロシア墓地の隣であり、何となく不気味でした。両親が車で外出した晩、ふと夜中に眼を覚ますと時計が午前2時丁度をさす丑三つ時で、お化けが今にもでるのではと震え上がりました。

 その場所は、最近知ったのですが、ネイティブのトリンギット族の数百年にわたる墓地が発掘された場所と重なり、今でも何かをぞっとします。

 小学校の高学年になると、林間学校等で学友と泊まり、その時に怖いお化けの話などを聞かされた覚えがあります。わいわいがやがやの楽しい思い出といっしょに、怖い話も覚えました。

 怖さは、子供への優しい?教育であったようにも思います。怖さと共に倫理道徳が教えられ、そして怖さと共に、神仏を大事にすることを学んだように思います。今の時代はどうでしょうか?

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