イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

他人が知ってて自分が知らない自分!

2007-11-11 | 第十章「今ここでの恩寵」

 今週は、他人が知ってて自分が知らない自分、をいろいろ勉強した。自分のことは自分が一番知っている、ということもある意味で真実だと思うが。長年自分を、ずっとやっている中で、自分の一部分(大部分?)が何かの拍子で見えなくなったり誤解しがちであることも真理であると思う。

 見えなくなる理由のひとつに、心理学用語で自己概念というものがある。自分はこうであると思い込むことであるが、それが間違っていると、いろいろ悩んだりする原因になる。例えば、私は長らく自分は整理整頓が上手だと思っていたふしがあったが、実は整理整頓が下手なのである。

 整理整頓の上手な人は、仕事の終わりにきちっと整理整頓の習慣があるが、私は仕事の終わりにきちっと整理整頓ができない。従って時間が経つと、だんだん散らかり、混乱の状態になってくる。そして慌てて整理整頓を強いられる。それでは本当は整理整頓が下手なのだが、どこか上手だと思い込んでいたふしがあった。

 注意され、ある程度努力したので、できるようになったと思い込む錯覚は怖い。状況が変われば元の木阿弥になることは多いのに、自分はこうだという思いは変わらない。

 自分はこういう人間だというリストを作ってみよう。50項目ぐらい書いてみよう。そしてそれを信頼できる人にみせてみよう。その中に、「そうかしら?」といわれていることがあれば、ちょっと見栄を捨てて研究する価値はある。

 意外とその研究の中で、自分を苦しめていたちょっとずれた自己概念を発見できるかもしれない。

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