イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

魂と五感の関係を考える!

2008-01-13 | 第二章「五感と体感」

 人間が、身体と心(成育史、心理学の対象)、そして魂から成り立つと考えると。五感と身体、心、そして魂との関係はどうなっているのか興味が湧いてくる。

 五感で感じる主体は人間であるが、それは構成されている身体、心に響くと同時に魂にも響いているのだろうか?魂は五感を持っているのだろうか?

 そんなことを、50歳台のこの年になってボーっと考える。現代人は、不可知論的に魂を除外することが好きであるが、伝統的な哲学・宗教学の世界では、魂について深く考察をしている。

 最近の宗教書を読んでいくと、魂についての記述もでてくる。カトリック神学者J・ドージャの「神のめぐみとは」の感覚と魂の関係の記述。「チベット死者の書」(ゲルク派版)も興味深い。

 そして自分の魂が、豊で美しく芳しい五感をもっていると仮定すると、世界がちょっと違って見えてくる。

 当然かもしれないが、美しい仏像、宗教画、宗教音楽、建築物・・・それらは身体の五感に対して造られたというより、魂の五感に向かって創られたのでは?

 永遠性を希求することは魂の問題だと思う。今日は、日曜日。五感と魂についてゆっくり考えたい。

<五感・体感の意義 4/10>

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