イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

絶世の美女も大変・・・

2008-01-17 | 第二章「五感と体感」

 昨晩、ブラットピット主演の「トロイ」をレンタルDVDで観た。ギリシャ神話関係の資料を片手に、トロイア戦争の成り行きを勉強でき満足した。

 ブラットピットのアキレスも魅力的であったが、トロイア戦争のきっかけとなった、絶世の美女ヘレナ(ゼウスとレナの子供とされる)がどのように描かれているか興味があった。ギリシャの国を挙げての戦いの原因とされる絶世の美女、ヘレナを演じたダイアンクルーガは、あくが強いわけでなく、また、数奇な運命の中で生き残っていく逞しさも演じていて良かった。

 絶世の美女といっても、美女と感じる側の、身体、心(成育史)、魂の問題が隠れていると思う。男女の性別もあれば、年齢もあり、育った環境もある。ただ、やはり美人の類型というのはあるのだろう。電車の座席に美人が座っていると、やはり、多くの男性は気になるらしく、それとなくちらっと見たりする。

 突然、平凡な人生の歩みの中で、美女(美男子)と出会う。そして、それがその人の人生を大きく変えてしまう。ギリシャ神話のヘレナほどではないが、思い当たるところがある。

 美女(美男子)に遭遇し、キューピットに射抜かれたとき・・・身体、こころ(成育史)、魂からなる人間はその後どうなるか。なかなか絵にかいたハッピーエンドにならないのが普通だろう。

 身体、こころは思わぬすれ違いを起こしやすい。ただ、魂のみが最後の切り札かもしれない。魂(病む事も無く老いる事もなく、永遠普遍のもので、愛そのもの。臨終の時、身体から離れる知的生命体)を信じられれば、何があっても、意外と健康的に生きられるかもしれない。

 大変な人生を歩んだヘレナの強さは何だったのだろうか?

<五感・体感の意義 7/10>

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