家の近くで、沈丁花(ジンチョウゲ)の花が開きつつあるのに気づいた。しかし、まだあの芳しい香りは漂ってこず、もう少し時間がかかるのかなと思い、ちょっとがっかりし(写真は撮ったが)通り過ぎた。
さて、この章の最後は、自己肯定・他者肯定として、感謝のことを主に書いてきた。
そのため、「生き甲斐の心理学」(植村高雄著)を再読していたら、115ページに『<感謝・満足>という第1領域を忘れると、ストレス曲線*1を走りだします。日常生活で感謝、満足をいかに知覚するか、それが幸福曲線*2で生きていけるか、いけないかの分かれ道。』という名言を見つけた。
*1ストレス曲線は暗い感情 *2幸福曲線は明るい感情
何年も勉強し、何回も聴いている言葉であるが、今日はとても新鮮に響いた。確かにそうである。自分の経験を思い出してもそうである。
沈丁花の前で、溢れんばかりの香りがここ一つと言って、ちょっと残念と通り過ぎるのは(写真は撮ったが)幸福曲線への道を外れる。もう咲き始めた沈丁花の花弁に鼻を近づけしっかり嗅ぎ、沈丁花の香りをしっかり知覚すべきであった。そして感謝を実感する、それが幸福曲線への道なのだ!こころの健康への道なのだ!
そうは言っても、以前、美しい薔薇を他人の庭先に見つけ、いつの間にか、敷地に足を踏み入れているのを奥様に見つかり、「何のご用ですか?」と訊かれたこともあった。恥ずかしかった。
幸福曲線の追及もほどほどにしなければ!
<自己肯定・他者肯定 5/6>
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