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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

還暦を生き抜いてきたひとのノウハウ!(中年の危機と世話 4/10)

2011-12-05 | 第六章「螺旋状に上昇する意味」

 小学校の同窓会が箱根で行われた。ちょうど参加者が還暦をほぼ迎えたこともあり、還暦祝いの楽しい催しもあり、その後強羅から芦ノ湖までロープウェイを乗り継ぎ、良く晴れ風もほとんどない絶好の観光日和のなか美しい富士山や箱根を楽しんだ。

 約2日間、50年前の旧交を温め、さまざまな経験をされた友達の近況談(秘密なのです)や楽しい蘊蓄をお聴きした。20人近くの方々の還暦経験は考えてみれば驚異である。

 60年の人生といっても、戦後まだ物資も不足する中で生を受け、高度経済成長時代に育ち、そして、学園紛争等の時代を生き抜き、バブリーな時代を潜り抜け、そして一転してベルリンの壁崩壊後の情報時代を生き抜く。日本史の中でも、これほど変化の激しい時代を経験したのは少ないと思う。

 考え方ひとつなのであるが、よくぞ皆さん(私も含め)生き抜いてこられたと思う。

 一人ひとり、生き抜くノウハウはそれぞれと思うが、この同窓会で気付いた共通の特性を考えてみた。

 1.自分は自分という柱があるかんじ(それぞれ何のために生きているかというポイントを忘れず、自分を大事にしているようだ)。

 2.経済力をはじめ、生きるため現実吟味力が健全。

 3.他人への温かい配慮が身についている(若いとなかなかできないけどね!)

 4.みんな自己開示が上手。

 考えてみれば理論的にも、健全な自己実現の道のための3つのポイント(アイデンティティ統合、現実吟味力、防衛機制)をおさえているなあ!

 同窓会は人生の宝だなと思う。今度は、もっと集まればなぁ!

 中年の危機と世話 4/10

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