3月11日の東日本大震災。その後、9カ月たつ。被災者の方も、さまざまなようだ。宮城県の山元町の、やまもと民話の会の方の文集「小さな町を呑みこんだ 巨大津波」を、有難くも入手でき読んでいる。
実際の大震災と大津波を被災された方のメッセージをたんたんと朝から読んでいる。
動画情報とか、3.11関係の情報には沢山触れたが、今回の文集に書かれているのは、読者に向けた(語り継ぐ相手というのだろうか)、ストレートな生々しい言葉なのだ。
生々しい、被災体験をたんたんと語る中に、不思議に何かを感じる。誰に向かって語っているのだろうかと考えてしまう。生き甲斐の心理学では、人は身体と心(成育史等、心理学の対象)と魂から成り立つと考える。そんなことを思い出すと、この言葉は魂からきているのかなと思ったりする。
さて、今日はクリスマス・イブである。子供(大人もかもしれないが)はプレゼントをもらって大喜び。でも、本来のクリスマスはどうだったのだろうか。
こうして、被災者の方々の大人のメッセージを受けるのは、意外とクリスマスらしいかもしれない。
私は何か? 4/10