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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

一人暮らしの動物に想う!(私は何か?5/10)

2011-12-25 | 第七章「光と復活体」

 一人暮らしのヒグマ・ミチは来春31歳を迎えるとのことである。そんな話を昨日クリスマスイブの多摩動物公園のキーパズトークでお聴きした。一時は3頭のヒグマが飼われていたが、今は一頭になり、一人暮らしをのんびりしているそうである(冬眠しないで)。

 しかし、ずっと寝ているようであったヒグマがキーパさんの説明が始まると、しっかりと眼を覚まし、こちらをじっと観てるようすから、キーパさんとの強い絆を感じたのは私だけではなかったと思う。このヒグマの愛の原型は、今となっては産みの親ではなく育ての親のキーパさんかもしれない。

 多摩動物公園の中で、昨日出会った一人暮らしはヒグマだけでなく、アジアゾウのアヌーラ(オス)もそうだった。スリランカから寄贈され、オスの日本最高齢で58歳。一時は同居のメスにいじめられ、ストレスを溜めていたといわれるが、今はゆったりと余生を送っているようだ。

 独居老人は、人間の社会だけでなく動物の世界にもあるのだなと、昨日はしみじみと思った(キーパーズトークに感動したりして・・・)。しかし、動物も不思議なほど支えられて、ゆったりと生きている。ロージャースの人格形成理論(これは、人間全般だけでなく、かなり様々な生命体にも適用できるとひそかに考えているが・・)の一番目の命題を復唱してみよう。

 個人はすべて、自分が中心であるところの、絶え間なく変化している経験の世界に存在する。

 ヒグマもゾウも人間も・・・そして、愛に支えられていれば、一人でも全然問題がない。

 尚、クリスマスイブの動物公園の写真を楽しんでくださいね!

https://picasaweb.google.com/103035741888025747143/20111225?authuser=0&authkey=Gv1sRgCMfp8P231peJxQE&feat=directlink

私は何か? 5/10

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