この2-3年は、様々な神社・仏閣・教会を訪れたりし、いわゆる聖地を体感してきた。
そして、時には生き甲斐の心理学を学ぶ学友と奈良や飛鳥などを訪問し、さまざまな湧き起る感情を味わってきた。それは実に得難い経験となった。
時には怖れを含む厳かな気分。光が差し込むような希望と至福感。普段味わえない静かな清らかな気分。・・・
聖地で湧き起る感情を味わう楽しさをU先生からたくさん学んだ。それは、何かを、自分のアイデンティティを無意識の世界を含めて統合していく過程に触れるかのようだ。
自分の感情から始まる、思考と行動の一連のセットは、何か真実を語りかけているようだ。それは、自分の真実といっても良いかもしれない。形がない真実が形を獲得していく過程といったらよいような。
写真は、八王子市の大栗川周辺から撮った冨士山である。黄色い集合住宅が冨士山を何か守っているような、不思議な感情を喚起する写真だ。朝ブログの写真を選んだときに妙にひっかかった写真である。
生き甲斐の心理学では、「迷ったときも、その回答は自分の中に隠れているはずだ。」。そんな風に教えてくれるが、これは身近な今の自分の問題への回答のヒントになるような気もしている。
今日は、新年になって、急逝した伯母さんの家を訪れる。その伯母さんの自筆の年賀状も頂いているので、まだ亡くなっているいるとは信じられないのだ。冥福を祈りたい。
愛ある問いかけ ① 9/10