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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

へんな罪悪感などが消える時 (自発性を考える 7/10)

2018-05-29 | 第四章「愛とゆるし」

 青春時代にもんもんと悩む。家庭で親から何となく期待された方向(ある価値観を背負う)の中にいながら、どういう訳か罪悪感や劣等感などに悩まされる。それも、今から考えると理解しにくい原因だったりする。

 大文豪の夏目漱石は学生時代は建築家になりたかったらしい。それが、不思議な出会いから文豪への道に変わったようだ。日本を代表する文豪になったので、その道はさほど間違ってなかったかもしれない。漱石先生と比較するのもおこがましい私であるが、私も当初建築家になりたいと思った。その後、学生運動が盛んな高校、大学とすすむ中で建築家の夢は無くなり、自分の方向性は茫漠としてきた。そんな中で、精神的に落ち込み、いまだったら笑ってしまうようなことに罪悪感を感じたりした。

 しかし、ある日、不思議な縁で自分がやりたいことを掴んでしまった、今の私に重なる部分もある領域だった。やりたい勉強ができるか、大学の研究室に面識が無い中飛び込んで尋ねたこともあった。若気のいたりだが自発性はあったのだろう。そして、その時から、へんな罪悪感や劣等感は消えていったものだ。目的志向性と自発性と罪悪感に関係する有名なエリクソンの公式があるが、今考えるとその通りだった。

 罪悪感は様々な要素があり、宗教などさらに突っ込んで考えなければならないとも思うが、自分の方向性や自発性との関係は人生を豊かにするためにも知っておいたほうが良いかもしれない。青春時代に残念にも自殺をされた人やその周りにいた方の苦しみを時々思い出すが、罪悪感・自発性・目的志向性の公式がもっと一般的だったら違っていたかもしれないとも思う。

 因みに、青年時代のように劇的なものもあるが、何となくやる気がでない時に、方向性をいろいろ考えると、ある日世の中が変わったかのようになることは今でもある。罪悪感・自発性・目的志向性の公式は貴重だと思う。

自発性を考える 7/10

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