「弱い犬ほどよく吠える」ということわざがありますが、どうも劣等感と関係があることのようです。しかし、人間の劣等感が悪いかというとそうでもなく向上心のバネとなったり、人生に大きな果実をもたらしたりすることもあることは、自分の生育史を研究すると直ぐにわかります。一方表面的でつまらないなと思える劣等感もあることは諺を思い出すまでもないことです。つまらない劣等感でよく吠えるのは辞めたいと自戒をこめて思います。
湧き起こる劣等感があるとき、それが人生にとって大切な劣等感なのか、つまらないものかは、自分のアイデンティティとの関わりを考えることで意外に判断がつくようです。①自分は何の為にいきているのか?②生き甲斐は何か?③自分の身体、生育史、魂を大事にしているか?このU先生に教えていただいたアイデンティティの3つの自問自答をすることで、つまらない劣等感は判断するまでもなく消えていくようです。
それから、劣等感は人間関係に水を差すところがあります。なんとなく関係が冷えてきて、孤立感が増し、そして親密さがなくなってくるのを感じたら、自分の劣等感に関心を持つことが大事かもしれません。そして、与えられていること感謝をすることを思い出してみると、世界が少しづつ変わっていくようです。
それから、急に若いころ読んだ本を思い出したのですが、サリンジャーの「ライ麦畑の捕まえて」、庄司薫氏の「赤ずきんちゃん気おつけて」。どちらも、ほんのりとした愛とか世話の感情を湧きおこすのですが、それも大事なのでしょう。
大人になって知る防衛機制⑤ 6/10
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森 裕行 | |
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