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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

ウィーンで繋がる縄文小説?(停滞感からの脱出 9/10)

2019-01-26 | 第九章「愛」

 この写真はウィーン大学からフロイト記念館に向かう途中のフロイト広場で撮った写真だが、もう7年くらい時間が経ったことを知り年をとってからの、時間の速さにちょっと驚く。当日は雪が降った後で、路面が凍結し、フロイト記念館のある坂道で電動車椅子で立ち往生していた老女を、何故か東洋のドイツ語ができないおじさんが助けたことが懐かしい思い出である。

 観光旅行でウィーン大学でユダヤ人であったフロイトの胸像を見た時は印象深かったが、そのウィーン大学は間接的に、私の人生に大きな影響を与えているのだと、今更ながら思って感慨深い。

 まず私の大学での卒論が、F先生についての実験心理学関係だったが、統計学を駆使したレンズモデルの考案者だったブルンスウィックがウィーン大学であった。今考えると実験心理学というサイエンスの最たるものであったが、やはりヨーロッパのキリスト教文化の伝統の中で生まれたものであることを知る。病跡論との関係がありそうなモデルだったようだ。

 それから、最近知って驚いたが縄文の世界で有名になりつつある日本学のネリーナウマンがウィーン大学で学んでいる。日本の原型といって良い縄文文化の一流の研究者が、やはりウィーン大学で学んだようだ。さらにナウマンはカトリック信徒だったそうで、大先生と比べるのも怖れ多いが、同じ信仰を持つものが縄文文化に魅せられるのも共通点があるかもしれないと不思議な気持ちになった。

 そして、今日もエリクソンに絡む生き甲斐の心理学の勉強会をするのだが、この発達心理学では教育分野で日本でも知らない人がいないほど有名なエリクソンも、フロイトの人格形成論の影響が強いので有名である。

 私にとってのエリクソンの人格形成論の学びはU先生についてもう10年くらいであるが、自分の日常における感情生活を深く理解し、ある意味で変な部分を良い方向に導いてくれたのはエリクソンの理論だったと感謝している。私も含めて日々の感情は理論を知らないと糸口も分からない不可解なもので、感情なんて人生では無意味と思った時期すらあった。しかし、そうではなく感情は非常に豊かな人生への糧であり道しるべなのだ。

停滞感からの脱出 9/10

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