11月16日(火) 晴れ 冷え込んだ朝 風が冷たい一日
昼からはすずらん学級という教育委員会社会教育が仕掛けた町の中の様々な分野を学ぼうという企画だ。
第17回と年間で24回学習会が開かれることになっている。今回は赤十字社から講師を招いて『ボランティアを学ぶ教室』謳っている。ボランティア=赤十字と云うがそう簡単な法則があるわけではない。主題は「もしも人間社会に赤十字の活動がなかったら」と結構強気のタイトルとなっていた。実際赤十字・日赤の赤い羽根の共同募金などの集計を見ても金額が少なくなっている。
立科町のように全戸が社員として年間600円以上の寄付をしていても集まる金額は少ない。しかし、話を聞いていると、慈善事業の発祥の元と云える活動と成っているのには頭がさがる。この町でもボランティア講座やAEDの講座など開いても、懇切丁寧に推してくれるのは日赤法師団からきている人たちだった。
講演はタイトルとは方向はちょっとだけずれていたが、高齢で79才を誇る講師が90分間立ちっぱなしで熱く語るのには、少々心配する気持ちも含んで感謝としたい。
終えてからいったん家に戻り、夜に開くこれもボランティアの集まりで、10月の30日に軽井沢開かれた、ボランティアフォーラム参加者に集まってもらい意見交換会を開いた。
全員では21名が参加したが、今日は17名の参加となり、10部門あった分科会に関わった人は全員出席してくれたので、良い意見が聞けたことがよかった。
夜の会議と云うことでお茶と菓子、みかん程度を用意して望んだが、皆さんハッキリと意見を述べてくれたのがよかった。最終的には来年2月にボランティア活動発表会があるので、そのときにまとめを発表することにしたい。
熱い意見がでたことはボランティアに熱心に立ち向かい、自分にとって何が出来るか、よりも、自分がどのように成長できるかを考えながら参加すると云う。真のボランティアは普段の生活の中で気がついたこと、気がついたときに自ら行動を起こすことがボランティアなのではないかと述べた人がいた。
こう言う仲間たちに支えられて町が、俺が共に前にすすめるのは心地よい環境に思う。終了予定時刻を20分もオーバーしてしまったが、片付けも全員が手をだしてくれたことに感謝をしたい。