田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

マキ場での食事 久々に外仕事

2010年11月27日 | 日記

11月27日(土) 晴   快晴   風もなく穏やかな一日

このところ家の中ばかりの作業に追われ、外の仕事が滞っていた。

二週間もバケツの中で過ごしてもらっているタマネギを畑に植えてやりたい。「やりたい」などと悠長なことではなく、俺的にはタマネギの夢見るほどに申し訳ない気持ちでいた。人様が余った苗だから要らなかったら捨ててもよいと云ったかは定かでないが、バケツの底に水を入れて中で過ごしてももらっていた。

バケツから取り出してみるとなんとも白い部分が長く伸びて苗として落第だなのだろう。でも、これから寒い冬を畑で過ごして来年の梅雨時まで成長を進める身、少しくらいの落第なんぞは意に介さないと勝手な解釈を思い浮かべながら植え付ける畑を少しだけ均した。 

畑の作業も10年近くになるのに、全く基本を習おうとしない身勝手なやりかた、所詮はいい加減な思いつきで、先人の農法を聞きかじりながら、食糧自給率はまったく当てにならないことを続けている。そんな手先を見ていたのか、赤とんぼ。枯れた唐辛子のように胴体を平べったくして、秋の終わりを感じ取っているようだ。 

ホンの少し余った苗だから ・ ・ ・ といただいたのだが、片っ端から植えていくと、ナンと150本くらいはあった。90本はしっかりと藁で根本を多いキッチンにならぶようなタマネギになって欲しいことを託した。残りの苗は一気に4列から6列といかにもいい加減な植え方だが、近くの畑では専門家の婆様の植えたのを見るが、苗と苗の間が狭く植えてあった。とのかく、いただいた苗は全て土の中に根を張ってくれるようにしっかりと植え付けた。

タマネギは根本を地表に出さなければ球にならないと聞いたことがある。夜中に獣たちが畑で運動会を始めると浅く植えた苗はほとんどが抜けてしまうのか ・ ・ ・

全てを植え終わると急に腰の痛みを感じる。背中を伸ばし、おそるオソル後ろへ ・ ・ ・ イナバウワーと迄は行かないがナンとの云えない心地良さがある。濃い青空の下で土いじりをする心地良さ少しだけ庭を一回りしてみた。ノコンギクはあの濃い紫は既に何処かへ去っていき、代わりに綿毛を球にして太陽の光を反射していた。次の風で綿毛と共に種が旅立つのだろうか。 

ストーブのマキも球切りを済ませたままホッタラカシになっていた。今日こそ切ってある材は割らなくてはならない。エンジン音が響く中夢中で作業をしていると飯だと云う。久しぶりの外飯も今日はマキ場でとなった。 

昼から連続してマキ割をつづけ夕方暗く゜まで夢中になってしまった。風呂に入ると手のひらや足、腰背中と俄木こりでは身体持たない。普段、少しでも時間が空いたときにコツコツと作業をすれば解決することだろうか ・ ・ ・ 

 

コメント (2)
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