田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

天使の声は マルガリータ 腹に染みいる

2010年11月28日 | 日記

11月28日(日)   晴  と思ったら 雲が多く   夜には雨がポツリ

午前中は昨夜のつづき、頼まれことをこなして届けたところクレームが ・ ・ ・ クレームと云うことは注文と違うとか歴然とした事実があることに関して成立することだと思うが ・ ・ ・

一ちゃん企業と云うか『俺だけ企業のボランティア』で賄っていること、世間からは滅多にクレームなんぞはない。しかし、家内的な請負仕事には渡される原稿もいい加減なもの(と思うが)、しっかりと文字表記がされている原稿があってワープロ打ちだけを依頼され、間違いがあるのらクレームも仕方がないだろう。しかし、クレームと決めつけられても言い訳も出来ず、反論も出来ないほどの力関係があるのでは唯々黙ってハイと決めるしか致し方ないのだろう。

そんなことを口に心に表さずに午後のコンサート会場に向かった。日曜日の午後久しぶりに教会で開かれるコンサートだ。9月の初旬に我が家に来てくれた数人が所属しているクワイヤーのコンサート。

会場は軽井沢と云うわけで友人を誘い出かけた。会場内は写真撮影禁止と云うわけでカメラはポケットの奥にしまい込んだ。その代わりに高原教会のオフィシャルブログがあるので其方を覗いて欲しい。http://www.karuizawachurch.org/blog/

コンサートはホテルプレストンコートの前庭、夕方前の4時からと云っても既に薄暗い林の中には無数に置かれたランタンに蝋燭が灯っていた。開演前に出演者控え室に顔をだすと、馴染みの天使たちが声を掛けてくれた。直ぐに開演と云うことで教会に入ったが、久しぶりに板作りの教会ベンチに腰を掛けた。席はほぼ満員ではじめの曲はKum Bbyahと云うアフリカ原住民のリズムが濃い歌で始まった。

コンサートは時節柄クリスマスの賛美歌をはさみ、ゴスペル特有のリズムとハーモニーが心を元気にしてくれる。10曲の歌声だが、それぞれソロやかけ声、手拍子などで盛り上がた。

オリジナル曲も交えてあっという間に最後の歌になってしまったが、相当昔になるが、カトリック教会の聖歌隊、バプテスト教会での賛美歌など懐かしく思い出した。中でも、バプテストの教会ではアメリカ人が中心のところで、楽譜を見ると4声の賛美歌なのだが、特有のハーモニーで魂を呼び起こすのが心地よかった。ブルーノートと云う♭系の音を間の手に入れることで次のハーモニーが盛り上がる。

今日のコンサートでも最後の“I adore you”では繰り返す毎に転調していくその間が心を熱くさせくれた。

コンサートが終わってから友人夫妻と我々の4人で、飯屋へと云うことに、天使の歌声が心に響いてるのでケイジャン料理 ・ ・ ・ と思ったが軽井沢では思い当たらないと、Trattoria La Pacchia へ向かった。

ここでもコンサート以上に楽しいひとときを過ごした。ピッツア釜のマキの炎を眺めながら語らう、40数年前からの友人だが話題は健康のこと、老後のことに触れる。しかし、その中に夢があり青春がある会話にはハラワタを裏返しにしても良いくらい本音で語り合えるの嬉しい。

      

軽井沢から家に戻る道中、天使の歌声とPizzaマルゲリータが腹の中で美しいハーモニーを奏でている。軽いエンジン音が微妙に睡魔を誘っていた。

http://www.slow-style.com/detail/index_460.html

コメント
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