5月9日(水) 太陽が薄くでる 曇り 少しの風と不安定な気候 午後に一時雨
朝の一廻り、庭の隅でタンポポが丸い綿毛を今にも飛ばそうとしている。種が飛ぶ前に摘み取ろうと思っていたが ・ ・ ・ 旅経つ者を見送る光景に思えた。
午前中は地域の水神・呑龍尊「十二社祭」の案内状を印刷。また、封筒にいっしょに入れる名簿も印刷したが、41列となる名簿を1ページに収めての少々無理な印刷設定で文字が小さくなった。このことにクレームが来るかも知れないが、表を電話の前に貼っておきたいと云う声があったので ・ ・ ・ 言い訳がましいが致し方ないことだろう。今時は名簿なるものは組織として作らないのが普通になっている。連絡も携帯電話が多用され、電話帳を持て歩いているようなもの、これに不便だと云う声には当分、紙で対処するしかないだろう。
印刷物を宛名を書いた封筒に収めて、隣の集落の役員さんにCメールをすると、電話で配達をしてくれるという。彼が前年度の役から引き継いだPCを使う作業は俺が引き受け、俺の仕事で郵送するものを配って呉れるという。土地勘のない俺としてはありがたいワークシェアリング、それぞれがデキル分野で助け合うことがよい。
夕方には雨が止み、急に寒くなった。俺より敏感なSalaはAlgoのベッドに潜り込んでいる。そもそもAlgo一匹でも狭くなってきたベッドにSalaが入り込み、その隙間と云うか、覆い被さるようにAlgoが入り込む。普段、張り合っている二人、急に寒くなったので、まずは互いの体温で身体を温めようと云うことだろう。俺の足下での出来事ながら感心する。
Salaは微動だにしないが、僅かずつベッドを占拠している。それもタヌキネイリだと思うが、微妙に動いてAlgoをベッドから出そうしているようだ。Algoも黙っているわけではないが、ときどき動いては俺の方を見上げて“ドウニカシロヨ”と云う。