田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

五月も後半となるが 春の花たちが咲き出す

2012年05月19日 | 日記

5月19日(土)  快晴   風は心地よく冷たい  午後からは曇が張り出す

久しぶりにスッキリとした空そして、空気も冷たく心地よい。薪材を置いたところでキタテハが止まっては飛びまた、同じ処に戻ることを繰り返した。越冬する蝶ということで彼も厳しい冬を落ち葉の間?それとも薪を積み上げた中で冬を過ごしたのかも知れない。眩しすぎるくらいの太陽光線に翅広げゆっくりと閉じたり広げる動作を繰り返していた。広げたときの翅の縁取りが眩しい光線を遮り、金環食で表れる月の表面の凹凸のように見えた。

花壇と云うか庭の一角に植えてあるスズランや露草などが植えてある場所だが、エビネが芽をだしたときに霜注意報が出された日が数日つづいた。それだけではないだろうが、今年は花芽が少ない。葉だけをだして花茎が出てこない株が多いようだ。寒さが影響したのか、それとも新たしく芽が増えたのかも知れない。いずれにしても、この先一週間はまだまだ霜注意報が発令される。少し離れたところではオダマキが一本だけ花を見せている。濃い紫の花西洋オダマキのピンクやブルーのものとは違い日本的な風情を感じる。我が家には黄色い日本古来の種類とされる株があったが、今年は花をみせてくれるのだろうか?

 

畑にジャガイモの発芽を確認に行くが、まだまだ数本しか芽が出ていない。地温が高くならないと芽は出ないと云われるが、霜が降りる心配が無くなる今月末ころから芽がでてくれればよしとしよう。ジャガイモの畝に眼を向けていると何かが横切った。その先を追うとタンポポの蕾に黒い物が止まった。セセリチョウということは判るが、翅を広げてくれない。レンズを近づけるとパット真上に飛び上がったように見えたが、姿は消えてしまった。

地区の役員の中で賛否両論が挙がっている「農地・水保全管理支払交付金」制度を正式に受けるか否かを今月末には結論を出さなければならない。しかし、この制度により、何が大変となり誰がそれを何時まで担うのか?など判らないことが多い。ネットで農水省のHPを片っ端から開いて見るが、受ける側の基本的なことが書かれていない。資料を集めることから手を付けるしかない。

コメント
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