田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

春は花 桜も元気 元気のミナモトはレントゲン

2012年05月03日 | 日記

5月3日(木)  夜半に激しい雨  午前中には青空が広がる 午後から曇が

夜半の激しい雨音 明るくなる頃には小雨となり、やがては止んだ。予報では太平洋側では一日中雨がふり、その量も半端ではないと云っていた。リビング前の桜は順に花を開き、雅は昨日の午後の風で舞っていた。今朝も覗き込むと花びらを無くした濃いピンクに雨粒が、残る花びらにも雨粒を貯め、別れを惜しむようにしている。隣の大山桜は、四五日後から花を開いたので、これしきの雨ではまだまだと、白い花びらの中央に紅をさして元気な姿を見せている。 

何時もの年なら大山桜と交代で白い花を見せる小梨の樹、今年は同時に花を開いた。この樹も数年前は藤蔓にからまれて、太い枝を切り落とさなければならなかった。今ではその頃を忘れさせるように見事な枝振りとなった。

昼頃には曇が割れて青空まで見えるようになった。集会所へ向かう途中、ヒメオドリコソウで何かが動くように見えた。目をこらすとスジグロシロチョウ?しゃがみ込んで小さなカメラを近づけると不器用に飛んだ。まだ羽化したばかりなのだろうか ・ ・ ・

蝶の飛んだ方向へ歩き出すと携帯がなる。桜の苗木を買い出しに行っているKさんからだ。もうすぐ公園に着くから見てくれと云い、続けてビッグな買い物をしたと興奮気味だ。俺が公園に着くと同じくらいに荷台を沈み込ませた軽トラが見えた。予定通り桜の苗木30本、予算が余ったので公園のシンボルツリーになる樹を買ったと云う。公園は今までツツジなど低木を植えてきたので春と秋に楽しめる樹が欲しいと云っていたところだ。ドウダンツツジの根元から5本に別れた大きな樹を安く買えたという。森林組合の植木市、この道に明るいKさん夫妻のなせる技だろう。 

苗木を降ろしてから、昨日、レントゲン撮影の帰りに五葉のアケビの花が開きかけていたので見に行った。蕾に変化ないが、小さな葉に今流行のオレンジの地に白い水玉模様の未だ若いムーアシロボシテントウムシがいた。うどんこ病の菌類を食べる益虫だ。アケビ、特に三つ葉アケビはうどんこ病になる樹が多いように思うが、彼らが活躍する場なのだろう。

レントゲン撮影は昨日のことだが、俺は勤めを終えてから初めてのレントゲンだった。7年間くらい胸の写真は撮っていなく、久しぶりに“息を吸って・止めて・ハイおわり” 近頃はこの健康診断を受けないと、町が国からペナルティーを受けるとか ・ ・ ・ 詳細は判らないが、頻繁にブラックリストに載せる旨手紙が来ていた。今年からはしっかりと町の云うことを聞いてみようと思う。

バスが来た レントゲンを積んで重そうなバス

運転手は自慢げに バスは20年以上も元気だと

放射線に御利益があるのだろう

集まった人は皆元気 元気じゃないとステップを登れない

俺もこの先 20年はステップアップができそうだ

コメント (2)
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