田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

宵待草 待宵草 どちらがホント 月見草

2012年07月15日 | 日記

7月15日(日)  朝は断続的な雨  昼前から 曇り 一日中蒸し暑い 夏の到来か

宵待草か待宵草か?それとも月見草 ・ ・ ・ どれも同じだと云う人もいるが、花の種類は違う。我が家でもMが二年前に友だちから貰ったのが増えている。待宵草のように茎の天辺に幾つもの花を着けるのではなく、丈も短く楚々とした花だ。待っていればいつまで経っても花を開かず、見たいと思うと既に開いる。一日経てば色変わりをして萎んでいる。

そんな花を今年こそは見てやろうと、しっかりと確認をした。花が開いてシベがどのようになっているのかをカメラに収めようとすると、ストロボを焚かないとうまくいかない。まだ明るいときにカメラを構えてジッと待つが、開くときには手持ちでシャッターを切るには限界のようだ。二枚目の写真の向こう側に小さな赤い塊がある。あれは一昨日咲いた花、白から肌をほんのり染め上げたようになり、そのあとはどぎつく赤いになって萎んだ。 

花が開くときの微妙な動きは動画で写せばどうってことは無いだろうが、観察して経過を見るのが楽しい。開かなかった白の桔梗、今朝の激しい雨に打たれたためか、やっと開いた。しかも、たたんだ折り紙を一片ずつ開くように咲いた。純白の花びらを開く様は神秘的なモノ、深みを感じる。少し離れたところの草むらでもムラサキの桔梗が遠慮がちに花を開きだした。秋の季節の先取りにしては少々、気が引けるのだろう。

朝飯のあと外に出ると雨粒がまだ木の枝から落ちる中で、痩せガエルが雨粒が眼の前に落ちるとのけぞるように避けた。錦木にはこの小さなカエルが沢山いる。それは蛾の幼虫が卵から孵ったところで沢山の毛虫が目的のようだ。ホシミスジも後ろ翅を蜘蛛に囓られたのだろうか?雨の滴を口吻で吸い上げているのか、胴がゆっくりと上下するように動いている。

毎年夏に玄関を飾るストレプトパーカス、今年もMが相当な数の挿し木で増やしてた。昨年の秋に株ごとボイラー室で冬を越させ、春になって挿し木(芽)をすた。今年は寒いためか大きくならないと云うが、花も咲きだし、蕾を沢山着けている。夏の楽しみが今年も巡ってくる。この花が咲き出せば梅雨明けは間近だろう。

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