昨夜今期のドイツ語コースが始まった。少し遅れていってみると部屋いっぱいの人だ。4人も人数が増えた。世話役のOさんもニコニコ顔だ。聞くところによるとコムズでの初級講座に出ていた人たちが増えたらしい。
M先生もまた復帰して来られている。M先生はもちろん新顔の中には入れていない。その分程度は低くなった。これは仕方がない。ドイツ語は入りにくい言語なので、いかに初級者を続けて学ばせるかが大事なのである。その点は英語になじみのある日本人がフランス語には(発音を除いて)入りやすいことは確かだ。
もっともフランス語も進んでくるとそれは動詞を中心にしてそんなに簡単ではないが、そのときにはすでにかなりの期間フランス語を学んでいることが多いので、そこで辞める人は少ないかもしれない。
昨夜はある日本の会社の広告が新聞に出ていたのを私がもっていったので、それを解読することで一夜は過ぎた。日本精工というボールベアリングを作っている会社が朝日新聞に出している広告である。いつかデンマーク語で載っていたので、注意していたらこのたびドイツ語の広告が載った。
それとその頭のところに早口言葉(Zungen Brecher)があったが、それのバリエーションを考えることから話が始まった。なにげない遊びのようなものから、ドイツ語の深みへというような意図が汲み取れる。