物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

村上密先生のブログから

2008-04-24 15:19:16 | 社会・経済

下の文は村上密先生のブログからの引用です。もし村上先生のブログに関心をもたれた方はgoogleかyahooで村上密で検索してみてください。ブログが見つかります。

一言二言だけつけ加えれば、「カルトにも文化がある」というリマークは興味深い。またいろいろなバックグラウンドをもった人と人との出会いは私も大切なことと思っています。村上先生、お体に気をつけて、今後もご活躍下さるように祈ります。

(以下引用)

ブログ「physicomath」を読みました。
「思想の科学研究会」編の『転向』をカルト救出に活用したことを評価くださりありがとうございました。今でこそカルトに関する書籍は山ほどありますが、カルト問題に取り組み始めた頃はほんとうにわずかでした。特に人の考えが変わるためにどのようなアプローチをしたらよいかについての本はありませんでした。

私は思想、哲学、宗教、心理学を読みあさり、鶴見先生の本に出合いました。数年前あるカルトの被害者の会に鶴見先生と同席して、講演したときは、喜びひとしおでした。こんな出合いもあるんですね。長年カルト問題に取り組んでいますといろいろな本、人との出合いがあります。全てから学べると思っています。

最近、何度か佐々木秀典弁護士と協力して、ある団体に閲覧請求をしました。佐々木弁護士は以前民主党の衆議院議員で、細川内閣では法務政務次官をされました。その働きの中で、宗教法人改正にも取り組まれました。この改正案によって閲覧請求ができるようになり、これを共に用いることができたときは感慨無量でした。

宗教法人改正に関する書籍はずいぶん買い求め読みました。今ずいぶん助かっています。カルトの被害者から学ぶこともたくさんあります。

民俗学は聞き取りから始まると言いますが、カルトもひとつの文化を持っています。カルト用語、意味付け、行動形態、支配系統、家族関係、思想形態等など、数を当たり、聞き取りを重ね、その人の属するカルトを知らなければ闘えません。勝つためには「己を知り、敵を知る」のみです。


舞子in神戸

2008-04-24 12:07:35 | 日記・エッセイ・コラム

神戸の舞子へ22日、23日行って来た。ある学習会のためである。学習会も最後の出席になるかもしれない。アドバイザーはM, H両先生で、参加者は20人であった。22日は近況報告とM先生の講演、23日はH先生の講演と質疑応答があった。

M, H両先生ともその分野の第1人者である。質の高い、いい講演を聴くことができ、また具体的な示唆も多く得られたのだが、学習会の参加者にどれくらい影響を与えたであろうか。はじめに集まったときは暗い顔の方が多かったが別れるときには明るい顔の方が多かったと思う。学習会としては成功であろう。

ものごとを積極的に明るく受けとめれることが何事においても必要なのだろう。

Hさんの車に乗せてもらって須磨浦公園まで行き、しばしのときを過ごし、舞子に帰って孫文記念館を訪問し、高速舞子の停留所に帰る途中で外国人に出会ったので、ひょっとどこから来ましたかと聞くとドイツからきたという。ドイツのどこからと聞くとハンブルクからであった。そうして話しているとご婦人が近づいてきてMainzからきたという。

約30年前にMainz-Gonsenheimに住んでいたというと懐かしがってくれて妻と二人で握手をして別れた。バス旅行で明石大橋を見学に来られていた人たちであった。あと2日は日本に居るということであった。まさかこんなところでドイツ語を話せるとは思わなかった。