物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

日曜日と土曜日の役割を交換

2017-01-22 15:01:28 | 日記

昨日はよく晴れた暖かい日であったので、土曜なら仕事場に来るのだが、それを止めて洗濯物を干したり、布団を日の光にあてる少ない機会だとおもったので、自宅で過ごした。

冬の日だからそれほど布団はほかほかにはならなかったが、それでも冷たかった布団が少しはふかふかしていた。

今日は雨が降り、風も強いから、急遽、土日の入れ替えをしたのはあたっていた。もっとも日曜日は新聞に書評が出ており、それを逐一読むことにしているので、仕事場に出てくるのは午後になってからであった。

松山にいなかった時に来ていた新聞を読むのがようやく終わりそうになった。一日に2,3日分くらいしか読めないので、なかなか10日ほど留守にするとそれを挽回するのがつらい。

AIについてたくさんのデータさえあれば、機械学習で解決法(深層学習deep learning)が得られるというが、人間がどうやってその解決方法が得られたのか理解することができないという。(朝日新聞Globe 2017.1.8付け)

私はそのような理解には武谷の三段階論の実体的段階の認識が役立つのではないかとこのブログですでに以前から指摘している。もちろん、これは物によるので、判で押したようにいつでもAIの手法の理解をできるとは言えないが、それにしても大いに三段階論の考えが手助けになるのではないかと考えている。

もっともコンピュータの中ではそのような段階を踏まないのでそこをどのように考えるのかという問題が新たに生じることになる。認識はコンピュータの中のAI認識では現象論から本質論へと直接行くみたいなことが起こるということになる。


En vedette

2017-01-22 14:38:28 | 日記

En vedetteというフランス語を最近知った。

vedetteというとスターという意味らしい。この語も知らなかったのだが、もっとen vedette(アン ヴュデット)はもっと知らない。比較的新しい辞書にはこのスターという意味がはじめに出てくるが、家にあった古い辞書にはスターという意味が最初には来ていなかった。「哨戒艇」というような意味が先に来ていた。

ところで、ビニールの袋に書かれた文字がen vedetteであった。「注目の的の(に)、主役の(に)、見出しの(に)」と仏和辞典にある。

ecrire en vedetteというのは「大文字で書く」という意味だとは鈴木氏の編纂になる古い仏和辞典(大修館)にあった。私が学生のころというのは1960年代のはじめだから、もう50年以上前の仏和辞典である。これが当時はいちばんいい仏和辞典だと私がフランス語の初歩を教わった長崎先生の言であったが、いまではもっといい辞書がある。Le Dicoという白水社の辞書を仕事場では使っている。