物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

岩波新書『現代数学対話』

2017-01-27 13:12:25 | 日記

がアンコール再版されたので、また購入して後ろから読み始めて大分前の章に帰って来ている。いま第2章を読んでいる途中だが、面白かったのは第4章「拡張への衝動」だったかのガンマ関数の定義域を広げていくという話であった。これは解析接続の話であろう。

これはここの部分だけ読んでこの本を読む価値があるなと気付いたきっかけとなった。この本が出たときにこれは遠山啓さんの著書なのですぐに購入したが、あまりやさしそうに思えなかったので積読になった。でも古びたのをとり出して一部だけだが、読んで見るとさすがに関心をそそられた。

だが、一般にあまり現代数学的なものには関心をもたないので、そのままになったと思う。 

最近、年末と年始に東京に行く機会があって、『不思議な数 e の物語』という本を手にする機会があった。例によって最終章ではないが終りに近い14章から読んで一つづ前の章に帰って行き、かなりの章を読んだ。もっともまだ全部の章を読み終わっているわけではない。

遠山啓さんの岩波新書『数学入門』下だったかに e のことについて書いてあったが、それを補足説明して e のことについて数学エッセイを書いたことがあるので、数 e について関心がある。

(2017.1.30 付記)  いくつかの箇所で理解を越えていたのだが、その個所を除いておおよそは『現代数学対話』を読み終えた。一挙に全部わからなくてもいいというスタンスである。それでもまがりなりにも全体を通読したということになる。読み方は終りの方の章から一つづつ前の章に帰っていくという方法である。

どうも自分の関心に合わせて読まないと初めから読んでいこうとするといつも挫折をする。それで拾い読みするような形でこの書も読んできた。


書くこと、読むこと

2017-01-27 12:58:10 | 日記

私は書くことも好きだが、読むことも結構好きである。それも自分の書いたことをもう一度読み返す機会はブログの検索で10位までの項目が出るので、以前のブログを読み返す。

そして小さな入力ミスや新しい知見があれば、付記としてつけ加えることもおおい。自分の書いたことだが、結構おもしろい。

入力ミスはこういう風にして一般の方が検索をしてくださるお蔭ですこしづつ少なくなっているであろう。何でも完璧ということはないので常に注意をしている。

我ながら、こんなことを考えていたのだなとか、ドイツ語の知識だとかフランス語の知識だとかで細かなことを思い出す機会になっていたりする。いわば、他人からもう一度自分自身を見直す機会を日々与えられている。

さすがに、日々いつでも新しい観点を一般の方に示すことができる訳ではないが、それでも自分自身がおもしろいと思ったことはいつかは書く機会があるであろう。

最近はTEDの話題はあまり書くことがなくなった。けっこう関心を呼ぶ話題もあるのだが、なかなか頭に残らないのである。昨夜もTEDの放送をEテレで見たのだけれども。