AIに反発するようなブログを書いていた。これはタイトルは「AI,AIというが、・・・」というものである。
そこにはもしAIが優れたものであるなら、AIを使ってテロでも国際紛争でも解決したらいいのにという、ちょっとAIの何たるかを心得ないような私の発言である。
しかし、そうではないか。現在いちばん困っていることをどうやって切り抜けるかそれがやはり一番の課題であって、それをそんなものは存在しないかの如くひょっとしたら、どうでもいい、将棋の人間との対決をして人間に勝ったなどと喜ぶのはやはりレベルが低いのではないか。
すなわち、AI研究者の発想が貧困だということにならないか。AI自身にいいところがあるのは当然であるが、もっと大きく人類が困っているところを克服してこそのAIではなかろうか。