物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

Mensa

2017-03-16 15:10:13 | 日記

Mensaとはドイツ語を知っている人なら、大学の学生食堂のことだと知っている。in die Mensa gehenというのは大学の学生食堂へ行くことを意味する。

ところが、先日ベルの『数学をつくった人々』(早川書房)を読んでいたら、「ラテン語のMensa(テーブル)の格変化を知らない人がいるのと同様に初等数学の知識を知らない人がいる」という文章があった。

ということでドイツ語のMensaがラテン語起源であることを知った。ドイツの大学でTabernaという食堂がやはりあり、日本語の「食べるな」はnicht essenだとマインツ大学の物理のKretschmar教授に話したことがある。彼はこれもラテン語起源でテーブルを意味すると説明をしてくれた。

このKretschmar教授は京都大学名誉教授のY教授と若いときに知り合いだったらしかった。

忘却

2017-03-16 12:01:00 | 日記

とはいっても大したことではない。

しばらく不在にする前に何をしていたのかを思い出せなかったが、図書館で本を借りていたことだけを思いだした。ところがなんという本を借りていたのか思い出せない。それでしかたなく、図書館に電話して何を借りていたのか聞き出した。

それで不在にする前に私が何をしていたのか思い出してきた。ところが借りたはずの本が机の上に見つからない。困ったことになった。いずれは見つかるのだろうが、気持ちが悪いことはなはだしい。気分が落ち着かない。

借り出していた本は吉岡斉著「科学者は変わるか」であった。この本はなかなか興味深い本であるという記憶が残っている。だが、本がどこに行ったかが、わからないことは本当に気持ちがわるい。

その前に読んでいた本のメモをコタツの上に載せていたが、昨日妻も久しぶりに帰ってきて、どうもゴミとして捨てられそうになったので、あわてて仕事場にもってきた。これらは論文としてすぐにはまとまらないけれども、メモとして大切だからである。

しかし、しばらくは「数学・物理通信」7巻1号、2号の編集の仕事が優先する。

(2017.3.17付記)見つからなかった吉岡斉著「科学者は変わるか」をようやく見つけた。どこかに持って行ったわけではないので、あるのは当然だが、それにしても一両日気持ちが悪かった。やれやれ。