物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

副詞的接続詞

2019-09-10 12:23:46 | 日記

副詞的接続詞とはドイツ語の接続詞のことである。

並列接続詞、従属接続詞はもちろん知っていた。が、副詞的接続詞は知らなかった。何年ドイツ語をやっているだろうと情けない。

副詞的接続詞はもしかしたら、副詞と思っていたのかもしれない。どんな語があるのだろうか。

trotzdem(それでも), deshalb(なので), daher(ゆえに), sonst(さもないと), dann(それから)だという。

これらは並列接続詞、従属接続詞とはどうちがうのかというと、副詞的接続詞の後は定動詞が倒置される。

よく知られているように、並列接続詞の後ろでは定動詞の位置は文の2番目の位置にある(注1)。それから従属接続詞の後では定動詞は後置されるので、従属接続詞と定動詞で文の枠をつくっている(注2)。

私はつい先日まで大体その2つだけしか知らなかった。trotzdem(それでも), deshalb(なので), daher(ゆえに), sonst(さもないと), dann(それから)の語を知らなかったのではなく、それが副詞と同じ役割をする,接続詞だと知らなかったのである。

他にもあるのかもしれないが、すくなくともこの6つの接続詞は副詞と同じように見ていいのだという。

あわててもっているドイツ語文法書を覗いてみたが、副詞的接続詞への言及はなかった。

(注1)並列接続詞は並列した主文をつくるので、定動詞の位置は定動詞第2位の原則にしたがっている。

(注2)従属接続詞は副文をつくるので、副文では定動詞は後置されるという風に覚えているだろう。

(付記)ドイツ語は学び始めが難しい言語である。だいたい、こんな変な言葉は学びたくないという気がする。こんな変な言葉を学ぶくらいなら、フランス語を選択すべきであったなどと後悔したものである。

学びにくい科目にもう一つ物理学がある。物理は数学みたいに一本筋の道ではない。

物理においては、およそ重要な概念の定義が循環論的性格もつのでほんとに困るが、そういうものだと達観できるのは何年も物理を学んだ後である。


夜も暑いので

2019-09-10 10:10:22 | 日記

夜も暑いのでなかなか寝付けないだけではなく、人にいじめられた夢を見た。

環境が夢まで支配することがあるらしい。これは昨夜のことではなく、一昨夜のことである。妻も昨日起きて来て、ひどい夢を見たと言っていたから、寝苦しいと見る夢も悪いものになってくるのだと結論できるのではないかと思う。

そういう心理学の研究があるかどうか知らないが、相関関係はあるだろうと思う。冬の朝などで、布団の中がほかほか暖かいときなどはいい夢をみているのではなかろうか。

これにこりて、ゆうべはエアコンをかけて寝たら、ぐっすりと眠れた。