物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

ベクトル代数と球面三角法

2024-12-14 16:33:04 | 数学
以前にベクトル代数を用いて球面三角法の定理を導くというインタ―ネットの記事をプリントしていてそれを読もうとしたことがあった。

ところがここに出てくるベクトル代数の公式が複雑で分かった気にならなかった。ところが最近をその記事を再度見てみると何のことはない。ベクトル代数の部分がそれほど複雑には感じなくなっていることに気がついた。

これは一つにはベクトル3重積の公式の覚え方で中央項ルールというのを知ったことが大きな理由である。それとLevi-Civitaの記号を用いたこれらの公式の導出法を知っていることも理由であろう。

ということで球面三角法における、ベクトル代数の重要性を再認識している。あまり顕著な認識の進歩をしてはいないが、少しづつではあるが、進歩がないわけではない気がする。

ただ塾を終わって

2024-12-14 16:00:59 | 本と雑誌
ただ塾を終わって帰宅してほっとしているところである。金曜から毎週緊張する。

なかなか毎週つらいことである。金曜日の午後4時ころから中学生のテキストを読み始めて昨日も2年の数学の教科書の第5章を読んだ。そこに問題が出ていれば、それを解くという試みもするのだ。

私にはあまり数学を勉強するという習慣が中学時代にはなかった。塾では学んではいたが、それ以上でもそれ以下でもなかった。中学時代には数学が不得意とも思わなかったが、得意というのでもなかった。

私自身は英語の方に勉強の中心があった。いまはあまり英語を勉強するという気が起こらない。むしろそれならドイツ語とかフランス語とかイタリア語に関心がある。

もっともイタリア語をイタリア人から学んだのはもう60年以上前のことである。フランス語だって、学び始めたのはイタリア語よりは前だから、65年前くらいになるだろうか。

それも大学でフランス語の文法を学んだのは半年にすぎない。もっともある理由で話されるフランス語を聞く機会がその初歩の段階で多かったというのが、私のフランス語学習の特徴である。

だからと言ってフランス語を聞くのが何でもできるかと言われればそうは行かないのが現状である。

言語の元は音声と言われるが、それに理想的に近いとはとても言えないが、書かれたフランス語を読むのはまったくできないという弱点を持っている。

いつだったかもこのブログで書いたことがあるが、もう伝説的なフランス人教師であったムシュー・オシュコーヌさんと話をしたことのある貴重な生き残りの日本人である、私は。

もっともオシュコーヌさんはレッスン後ということもあって、フランス語ではなく、もっぱら日本語で話してくださったのだが。水知らぬ私のような者にまで声をかけて熱心にご自分の日本語体験を語ってくださった。

もちろん、レッスンのときはフランス語で話されていた。