昨年の12月10日のオスロであった、ノーベル賞平和賞の受賞式に出席した被団協代表理事の一人の松浦秀人さんのノーベル賞受賞記念報告会が昨日の1月13日に松山市のコミュニティセンターであった。
主催者発表で250人の参加者があった。確かに机の間にも椅子をおいて、一人でも多くの参加者に座る場所を提供する努力もされていた。
主催者も驚くような参加人数であったろう。これは一つには比較的身近の人、松浦秀人さんが関わっていたこともあろうが、それだけではなくウクライナへのロシアの侵攻とか、イスラエルのガザ攻撃がとどまりがないことへの多くの人が心配しているためでもあろう。
愛媛大学の学生のレポートとか平和学の和田先生の話とか、東雲高校の生徒の意見とか所見の発表もあった。
ただ、大国主義とそこの頂点にたつ権力者の権力欲が問題なのではなかろうか。権力者の権力欲は個人的な考えなのでそれをどう牽制していくことをどう実行できるようにするのか。
私は大国がいけないとは言っているのではなく、権力者の意識としての大国「主義」がよくないと言っているのである。それと権力を握った人がその権力をフルに使って自分に反対する人を痛めつけることに問題があるのだ。
すなわち、権力者のある種のわがままを押し通そうとすることに問題があるという気がしている。権力者の圧迫を受けた者たちが権力者の横暴をどうやって規制することができるのか。
または圧迫を受けてはいないが、それを糺すべき市民が反対の声を上げることができるのか。
これは大きな問題である。それができないとかいうつもりはない。どうやって有効にすることができるか。それを真剣に考える時期がきているのだろう。
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