毎日、何をしているか。暇を持て余してよからぬことをするのではないか。これは多分に私に対して他人が考えることである。
それで自分のやっていることをふり返ってみよう。毎日、朝は大体において午前中に新聞を読む。これはかなりの時間をとる。最近はもう見出しをみてこれは読まないと先に決めてしまうところも多い。
それから、仕事場に来てお昼前からお昼過ぎにかけてブログを書く。これはテーマが見つからないときも何か書く。これにはかなり時間がかかる。
それからNHKのラジオのドイツ語講座とフランス語の講座を聞く。それぞれの放送時間は15分である。フランス語の講座は聞けないときが多い。それにブログを書いている途中で放送が始まったりすることもあるので、そのときはあまり集中して聞けない。12時からはラジオ体操をする。
午後の再放送についてもほとんど同様である。午後に時間があれば、数学エッセイの原稿を書いたり、居眠りをしたりする。
そうこうするうちに、夕方になると7時前には帰宅をする。夜はテレビを見たり、本を読んだりするが、テレビは意識して切って読書をするように努力をしている。大体、11時ころから12時または12時30分まで本を読んで就寝する。
これが大体の私の毎日である。そういう日常で私のしていることは
第一に 3か月毎のサーキュラー「数学・物理通信」の発行である(注)。これは2009年12月からはじめた。通巻50号はすでに過ぎた。
第二に、雑談会という会を毎月(8月を除く)開いている。これは月に1回だが、第4土曜の午後の3時間ほどをこれに使っている。これは私自身や友人たちがあまり人と話をする機会が減ったということでの集まりである。これもすでに70回を越えた。世話人の N さんの提案で毎回誰かが報告者となるのだが、報告者がいなくて本当の雑談になることもある。
第三に、木曜の夜はドイツ語の夕べがあり、そこで数時間ドイツ語を話す。もっとも私は黙って他の人がドイツ語を話すのを聞いていることが多い。これは私には話題がないこととと十分なドイツ語の話す力がないことによる。
第四に、その前にいつも木曜には前回の会合の要約のドイツ語をlatexでまとめている。この作成には大体2時間くらいかかるが、A41枚から多くても2枚くらいの分量である。
もっともその蓄積はかなり多くなっているが、その資料をきちんとUSBメモリーに保存しているかどうかは最近ではどうもあやしくなっている。これはドイツ人の R 氏が定年退職したら、単語集を編纂でもして生計の足しでもできたらいいのにという私の考えからはじめたことである。もっともこの資料は数回後のドイツ語の夕べでの復習材料となってもいる。
第五に、一年ほど前までは火曜日の夜は2時間のテニスに出かけていたが、昨年の5月末でこれはやめてしまった。
第六に、妻と一緒に市民コンサートに音楽を聞きに数か月毎に出かけていたこともあったが、これは経済的理由で最近やめた。毎月数千円の支出が家計に重くのしかかるようになってしまったから。
第七に、「ドイツ語圏とその文化」というサーキュラーをこれは不定期刊行で発行しているが、これは本当に気が向いたらであってあまり熱心に発行してはいない。それでも6号くらいはすでに発行したろうか。
(注)サーキュラー「数学・物理通信」はメール配布(無料)である。私の知人・友人等へメールで配布されている。また名古屋大学の谷村省吾さんのサイトにそのバックナンバーがある。インターネットで、「数学・物理通信」で検索すると到達できる。