いずれも関与はあったのだろう。もっともこれは大きな周りの人の忖度ということで決着がつくのであろう。
どうしてそうなのか。権力の立場にある人がその意識がなく、それこそ「印象操作」しているからである。忖度がそれほど大きければ、総理とか総理夫人は何もする必要がない。
文部省は文書があったと発表したが、内閣府は知らぬ存ぜぬで押し通している。それが本当にないなら、これほどまでにはならないだろう。これほど問題になるとは思わなかったということが実情であろう。
あまりにうまくいきすぎている。そこには大きな忖度が存在するのだろうが、それを実証することなどできないということであろう。だからか、どうかは知らないが、罪の意識はないということだ。
土地の価格が評価額の8分の一くらいになった森友学園の土地の問題だって忖度が働かないとこういうふうにはなるまい。京産大と競合していた加計学園だって、大きな忖度がなければ自分単独で競合なしとはまるまい。
まあ、こんなことがまかり通るのは行政府の強さが大きいということだからであろう。三権分立とは名前だけということであろうか。国会軽視も甚だしいことだ。