ニュースサイト宮崎信行の国会傍聴記

元日本経済新聞記者の政治ジャーナリスト宮崎信行が衆参両院と提出予定法案を網羅して書いています。業界内で圧倒的ナンバー1。

鉢呂吉雄さん健在ぶりを朝日新聞で確認「民主党を消してしまうわけにはいかないからね」

2013年08月25日 05時25分22秒 | 第47回衆院選2014年12月アベノミクス解散

 鉢呂吉雄さんが健在ぶりをアピールしました。

 2013年8月25日付の星浩さんの「日曜に想う」に鉢呂さんが登場。北海道4区で再起を期して活動を始めている、と紹介されました。

 鉢呂さんは「65歳だし、潮時かなとも思ったが、ここで民主党を消してしまうわけにはいかないからね」と語っています。

 海江田万里代表は第47回衆院選総支部長について、「2016年1月現在で満70歳以下」という年齢制限を各県連に示しています。鉢呂さんは大丈夫ですが、大畠章宏幹事長は「党本部としてそういう選定基準を決めたということではなくて、今検討しているということです]と木曜日の記者会見で語っています。

 鉢呂さんは1990年初当選の岡田世代。8期連続当選。来年、岡田さん、大畠さん、高木義明さんら民自大量14人が永年勤続表彰を受けます。鉢呂さんは党の事情による知事選出馬がありますでのいずれにしろ、岡田さんらとモーニング姿で本会議壇上に上ることはなかったのですが、落選してしまいました。

 ガチンコ相撲の突破力で猪突猛進。2004年は選挙対策委員長として、民主党結党以来初の比例第1党を岡田克也代表とともに実現。翌年の通常国会では国会対策委員長として、年金制度の両院協議会を実現したうえ、郵政民営化法の参院でのハプニング否決に追い込みました。

 民主党北海道連代表は2004年から政権交代まで異例の5年間担当。小沢グループのイメージが強い石川知裕さんですが、鉢呂さんが発掘し、当選させた人材です。そして2009年5月16日(土)の第12回民主党代表選では、国家国民のために「岡田克也首相」の推薦人に名を連ねる「正しい選択」をしましたが、「北海道から初の総理を」とうたった鳩山由紀夫陣営や社会党系から「裏切り者」との誤った批判を浴びました。

 岡田克也さんは昨年12月25日(火)の副総理卒業会見で「むしろ最初の鳩山内閣で私を目立つ形で応援した人は、ほとんど役職につけないという事態でしたので、例えば玄葉さんとか安住さんとか鉢呂さんとか、鉢呂さんなんかは全く何もなかったですから、逆に干された感じ、結果的には、意図的かどうかは別にして、ほとんど役職につけないような状態でした」と述べ、「私は広く人事権を持つ機会というのはなかったのですね」「私を応援していただいた方々に対して、特に報いるとか、そういうことは考えてみれば、あまりしてこなかったし、そういう立場(内閣総理大臣)にもならなかったなというふうに思っています」と反省しました。

 星さんは、鉢呂さんと対比させる格好で、小選挙区で勝った岸本周平さんを登場。「住宅地図の一軒一軒を塗りつぶして訪ね歩いた」との体験を紹介しました。これは当然で、8月末で任期切れとなった暫定総支部長も全員が地域で同じようにやっているでしょう。仮に日常個別訪問をやっていない総支部長など屑ですから、県連は一人たりとも本部に第47回衆院選総支部長として推薦すべきでありません。常任幹事会決定までの生活費は自分で何とかしろとしか言いようがありません。現職のとき顔が上を向いていた報いです。

 鉢呂さんは、選挙後のあいさつ回りで、「民主党の内輪もめにはうんざりだ」と言われましたが、話を聞いていくと、「民主党の社会保障や地方分権は良い。あの政策をもっと伸ばしてほしかった」と聞いたそうです。

 鉢呂さんは「民主党が目指す方向は間違っていない。きちんと説明して実行する力が弱かった。足元の力をつけるしかない」として、2015年4月の第18回統一自治体選挙での組織拡大をめざしているそうです。

 頼もしい限り。

 第47回総選挙で確実に小選挙区で国政復帰してもらわないと困りますが、連合の古賀伸明会長や山口北大教授は第48回総選挙での民主党の政権復帰をめざしています。そうなると、鉢呂さんは72歳ぐらいですから、法相や、あるいはクリーンな人なので、農相なども十分任せられるでしょう。

 ところで、星さんの記事で、「鉢呂吉雄元経済産業相」という肩書になっていますが、これやめません?(笑)。鉢呂吉雄さんでいいのではないでしょうか。

 そういう立場にならなかった岡田さんもやがてはそういう立場になって、鉢呂さんにしっかり完全燃焼していただきましょう。

 二大政党バカ一代。岡田民主党の可能性への挑戦は、いま始まったばかりです。

 がんばれ、鉢呂!負けるな鉢呂!

[岡田副総理記者会見から引用はじめ]

(記者)

 フリーランスで宮崎です。これはお答えいただかなくてもいいのですが、3年半前の代表選に岡田さんが出馬されたときに、当時野党でしたが、マスコミオープンで48人ぐらいの衆参議員が出陣式や残念会のほうに出席されたと思います。
 そのときに、当時野党の岡田候補はこういうふうにおっしゃったと思います。このことを一つの励みとして民主党は強くなる。御支援していただいたここにいらっしゃる議員の皆さんの御厚情には、これから恩返ししていく。そのためには、まず政権交代だとおっしゃったかと思います。
 私はこれを聞いたときに思ったのは、政権獲得後の具体的には政務三役ですとか、そういったことも含めた恩返しなのかなというふうに、私はそのとき感じました。この48人のうち、この3年3か月に政務三役になれなかった方は5人いらっしゃいまして、そのうち4人は参議院1期生だった方です。もう1人は土肥隆一さんです。
 このときの恩返しというのは、そういった論功行賞といいますか、そういう意味だったのか。また、それが結果3年3か月、実際党を運営していく中で、ちょっとこの代表選での内輪での行き過ぎた争いにも若干つながったようにも思いますけれども、その辺今振り返って、3年半前のこの御恩返し発言というのは、どういう意味だったのでしょうか。

(岡田副総理)
 私は広く人事権を持つ機会というのはなかったのですね。外務大臣のときは、自分の副大臣2人、政務官3人の人事、あと幹事長のときですね。幹事長のときには、基本的に副大臣、政務官、それから党の役職、そこは私が事実上決めさせていただきましたが、あのときに考えたのは、小沢(一郎)さんに近いと言われている人たちをまず役職につけるということで、かなりの人がそれで役職につきました。そういう意味では、私を応援してくれたということとはちょっと違う判断で人事を行ったということであります。
 私を応援していただいた方々に対して、特に報いるとか、そういうことは考えてみれば、あまりしてこなかったし、そういう立場にもならなかったなというふうに思っています。むしろ最初の鳩山内閣で私を目立つ形で応援した人は、ほとんど役職につけないという事態でしたので、例えば玄葉さんとか安住さんとか鉢呂さんとか、鉢呂さんなんかは全く何もなかったですから、逆に干された感じ、結果的には、意図的かどうかは別にして、ほとんど役職につけないような状態でした。
 私は自分が外務大臣を受けた後で、そういうことに気がついて、ちょっと非常に申しわけない思いでした。そういう意味では、もう少し気を配るべきだったかもしれません。ただ、その後彼らも菅政権、あるいは野田政権の中で非常に重要な役割を果たしてくれたというふうには思っています。

[引用おわり]

このエントリーの tags 

[お知らせ1 はじめ]

 「国会傍聴取材支援基金」を設けております。日本唯一の国会傍聴記にご協力ください。

 「国会傍聴取材支援基金」の創設とご協力のお願い

 ご協力ください。よろしくお願いします。

[おわり]

[お知らせ2 はじめ]

 会員制ブログで今後の政治日程とポイントを解説しています。

 今後の政治日程 by 下町の太陽

 最初の1ヶ月は無料で試し読みできます。お気軽にご登録ください。銀行振り込みにも対応しました。法人でもご購読いただけます。

[おわり]

[お知らせ3 はじめ]
 このブログは次の各ホームページを参照して、記事を作成しています。

最近の法律・条約(内閣法制局ホームページ)
衆議院議案(衆議院ホームページ) 
今国会情報(参議院ホームページ)
予算書・決算書データベース(財務省ホームページ)
衆議院インターネット審議中継
参議院インターネット審議中継
国会会議録検索システム(国立国会図書館ホームページ)
民主党ニュース(民主党ホームページ)goo 政治ニュース
インターネット版官報
[おわり]

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

民主党は再建する!衆参野党第1党だから「解党(的)出直し」は不要!ガリガリ君を食べて頭を冷やせ!

2013年07月23日 21時25分45秒 | 第47回衆院選2014年12月アベノミクス解散

[民主党、むこう3年間の政党助成金は年77億円を確保、踏みとどまる]

 第23回参院選を受けた政党助成金(政党交付金)の年額の試算を時事通信が報じてくれました。 まあ政党助成法をみて、自分で計算しようと思っていたのですが、助かります(^_^;)

政党助成金の年額は、

自民党 150億円(3.5%増)

公明党 25億円(0.6%増)

民主党 77億円(8.9%減)

みんなの党 20億円(13.3%増)
日本維新の会 29億円(8.8%増)
生活の党7億円(3.5%減) 

社民党4億円(8.6%減)
新党改革1億円(7.4%減)

 となりました。民主党は、77億円ずつ3年間、ということで何とか踏みとどまり、次につながりました。

[細野幹事長が辞任表明]

 8月末の辞任を表明した民主党の細野豪志幹事長は次のように語っており、まったく同感です。

 「民主党の地方基盤の立て直しである。これをずっとやりたいと思っていた。ここは道半ばなのだが、一定の方向が見えてきたと思っているのは中心となるのは衆議院の総支部長だということである。衆院の総支部長のなかで参院選挙の最中で一定の活動ができている人と、それが極めて不十分な総支部長とをはっきり峻別できた。ですから、そこはある意味キャリアに関係なく、地域活動ができている人についてはしっかりとサポートしていく、そうでない人については当然サポートを打ち切る、ここは民主党としてはやっていかなければならないところだと思っている。そこも8月中に一定の目途を立てて引き継ぎたいと思う」

 第47回衆院選で勝つためには、定数475、295小選挙区のうち、200近い総支部長を維持し続けることが大事だと考えます。

[実は8ヶ月間、日常個別訪問をしていない衆院総支部長が大半で、だいたい切るべきだ]

 ところで、2012年12月16日から、2013年7月3日の参院選公示前日までの間で、落選した民主党の衆院総支部長はどれだけ、日常個別訪問をやっていたのか。「全くやっていない」総支部長が実は、大半です。地元では「あの人30歳代なのに、引退したんだね」という噂が民主党支持者間でささやかれ、自民党関係者が積極的に流布していることでしょう。

 衆院議員当選直後に、小沢国対なんか出ないで、党派に限らず「衆議院議員○○○○」の名刺で日常個別訪問をすべきだったのです。ある総支部長は、落選後さすがに日常個別訪問を始めました。勢い余って選挙区外に出て日常個別訪問してしまったのはご愛敬です。目の前で名刺を破られた総支部長は、問答の末、その人が長年投票に行っていないことを突き詰めたようです。時には良いリフレッシュでしょう。しかしなかには、各種団体行事で、よく顔を合わせる市役所部長の自宅をそれと知らずに訪れて普段着姿の部長に驚いたという人もいます。それって偶然でしょうか。別に驚くような話でないですよね、選挙区内なんだから。いかに、現職のころ日常個別訪問していなかったかの証左だと考えます。さらには、ある総支部長は「参院選の結果を見てから日常個別訪問を始める」と平然と語ります。その県では、現職があり得ないほど票を減らしました。悪循環です。

 大和ハウス工業という会社は一時2000人の新卒社員を雇っていました。仕事は、「一戸建てを買いませんか」という飛び込み営業です。当然離職率も高いわけですが、1つめの成約にこぎつけた場合は、涙を流すそうです。不労所得のないサラリーマン総支部長は、 落選後も含めて大和ハウス工業の社員より平均年収が高いはずですが、なぜそこまでやらないのでしょうか。

 実は私が掌握している限り、ほとんど日常個別訪問をやっていません。まずは切るべきです。総支部や後援会が嘆願書を出すのならば、8月中に出さないと、手遅れかも知れませんよ。

[ビッグデータ元年の当ブログの予想「山本太郎は驚き」だがほぼ的中、民主党がビッグデータを購入し、みんな、生活、維新の推薦候補者にアプリを提供して野党の主導権を握るべきだ]

 5月19日付の「ビッグデータが大きく変える選挙戦」というエントリーはあまり注目を浴びませんでしたが、おおかた今回の参院選の方向性を予言していました。とはいえ、東京選挙区の山本太郎候補の当選と日本共産党の躍進は予想以上のものがありました。5月19日のエントリーでも言及しましたが、295小選挙区は、民主党公認だけでなく、みんなの党、日本維新の会、生活の党の現職を中心に推薦を出す選挙区もあるでしょう。

 5月のエントリーでは各党共同でのビッグデータ購入を提案しましたが、「77億円」を確保したこともあり、民主党が単独で購入し、小選挙区推薦予定の、みんなの党、日本維新の会、生活の党所属の議員に提供するアプリを作るべし。党内限定では、電話帳データを基に、可能な範囲内でビックデータも落とし込んだ、「総支部長アプリ」を開発し、すべての民主党総支部長に配布し、日常個別訪問の結果を入力させるべきです。営業成績は毎回の党常任幹事会に報告され、最下位者はキャリア・健康状態など諸事情にかかわらず、切るべきでしょう。というより、「1ヶ月の最終猶予期間」を宣告すべきです。

[候補者の予備選が必要との声、強い県連は英国労働党型で、そうでない県連は英国保守党型で]

 衆院選候補者への予備選が必要との声があります。その通りだと考えます。この候補者に関してときどき、英国の先進的事例について、情報を間違えている人がいます。

 英国保守党は、党本部の公募の成績により、優秀な人ほど、通りやすい選挙区に落下傘で落とす。これが保守党方式。

 英国労働党は、地方組織が公募して、勝てる候補者を選ぶ。これが労働党方式です。

 これに関して、日本の民主党で言えば、地域によるでしょう。

 例えば地域組織が強い、例えば愛知県連ならば、労働党方式で、県連あるいは総支部が「勝てる候補」を選ぶことになるでしょう。

 逆に、例えば地域組織が弱い、例えば富山県ならば、党本部に対して優秀な候補者を派遣するよう依頼すべきでしょう。ただし、当然にして、労働党方式で候補者を作った総支部の党員の方が、与党復帰後に国政への声が強くなるのは当然です。もちろん、みんなの党、維新の会、生活の党の現職を推薦してほしいという総支部の決定も当然あり。

 また、後援会について、民主党でもある程度私有財産だという認識も持ち、将来的には、後援会の決議によって、同じ名字の候補者への世襲を決定した場合は、総支部、県連、党本部も従っていいでしょう。そのためにも、後援会を楽しく作り上げていけばいいのです。 


[国会闘争への回帰を、「声なき声を聞く力」]

 海江田代表・細野幹事長は「再び、地域から。」と称して全国行脚に明け暮れました。海江田代表は「週末に地方出張しているのに新聞が書いてくれない」とぼやきました。しかし、どんなに大きな広告代理店、大きなインターネット業者よりも、国会に勝る媒体はありません。

 参院民主党では、改選議員のほとんどは、本会議と常任委員長職だけで、全国を回りました。ただ、NHK入り予算委員会、本会議には「卒業試験」をかねて登板するのですが、ふだん国会にいないだけに、かえって持ち味を発揮できなかったようです。こういった参院会派「輿石東学級」の運営は戦略的には正しいでしょうが、ちょっと行き過ぎでした。

 その間に、衆院では民主党筆頭理事が各委員会で法案修正をリードしました。ねじれ解消で「自公【民】維み5党修正路線」は終わります。ただ、秋の臨時国会、規制改革のなかでも雇用に関する規制緩和についてリアルタイムのチェックが必須。一方、農業・医療の規制改革が不十分なら民主党政権復帰後にすぐにできるよう法案を、各種団体に隠しながらも備えておく必要があります。衆院総支部長は「説明力」をもたないといけないし、党本部もそれをサポートし、現職議員の猛者たちも、総支部長が説明できるかどうかを考えて、国会で仕事をしてほしいと考えます。

 2015年4月の第18回統一地方選に関しては、県議選では現職必勝、市区町村議会議員選挙では手を挙げた人はどんどん公認・推薦するという姿勢が大事でしょう。公明党は「小さな声を聞く力」と訴えましたが、民主党はツィッターに何を書いたらいいか思案する、という大多数の日本人も含めて「声なき声を聞き、ある程度想像して世論をとらえる力」を持つべきなのです。そして、各総支部の党員が各総支部の候補者をつくって闘っていく。党本部では、2015年9月末までには必ずある民主党代表選(ネクスト総理選挙)では、「勝てる総理」を選び、党員以外の国民と「ともに総理大臣を作っていく」。それでだめなら、だめだとあきらめがつくくらいに、後悔しない3年間をともに歩んでまいりましょう。

 衆参とも野党第1党、とくに参院では圧倒的に野党第1党なのになぜ「解党(的)出直し」が必要なのでしょうか。

 連合事務局長談話も「今後の国会では野党第一党としての役割を果たし、引き続き生活者、働く者の代弁者として自民党に対峙していくことが求められている」としており、全く同感です。

 野党第1党が解党しても、ろくな事がありません。そもそも、リーマン・ショック、大震災、インターネット、グローバリゼーションという歴史の大転換期、ジェットコースターの中にあるという歴史認識があれば、解党的出直ししている暇すらないのです。

 日本の夏。ガリガリ君(赤城乳業)を食べて、頭を冷やせ!

連合ホームページから引用はじめ]

 

2013年7月22日

第23回参議院選挙結果についての談話

 

日本労働組合総連合会
事務局長 南雲 弘行
 第23回参議院選挙の投開票が昨日行われた。その結果、自民党が65議席を獲得し、公明党とあわせると参議院において過半数を大きく超える議席を獲得し、衆議院でも3分の2を超す議席を有する、巨大な与党が誕生した。与党は、国会で強大な権力を持つこととなったが、国民の声、働く者の声に謙虚に耳を傾けて政策を前に進めていくことを期待する。

 

 一方、乱立する野党は、どの政党も大きく議席を伸ばすことはできなかった。これまで参議院の第一党であった民主党は、惨敗を喫し17議席を確保するにとどまり、非改選議席と合わせても59議席へと落ち込んだ。昨年末の総選挙から6ヶ月あまり、民主党は党再生を進めるとともに、選挙戦では人を大事にする政治を掲げて闘った。しかし、国民の信頼を回復するには至らず、誠に残念な結果となった。
 民主党は、今回の結果を真摯に受け止め、改めて党再生と信頼回復に全力で取り組まなければならない。また、今後の国会では野党第一党としての役割を果たし、引き続き生活者、働く者の代弁者として自民党に対峙していくことが求められている。

 

 今回の参議院選挙で、国民は安倍政権に大きな権力を与えた。しかし、政策はあくまでも国会での与野党による真摯な議論の上に進められなければならず、与党の暴走はゆるされない。
 安倍政権が進めようとしている三本の矢によるアベノミクスは大きなリスクを抱えている。また、これから検討が再開されることになる労働者保護規制の緩和は問題である。今、優先されなければならないのは国民生活の底上げをはかる政策である。超少子高齢化が急速に進む中にあって、全世代支援型の社会保障制度の確立も待ったなしの課題である。

 

 連合は、比例代表選挙で9人の組織内候補を擁立し、組織を挙げて闘いを進めたが6人の当選にとどまった。9人の候補者名での得票数は160万票余りで前回の159万票からは微増したが、十分な結果を出すことができなかったことは残念である。困難な状況の中で、選挙戦にご尽力いただいた構成組織・地方連合会の役職員、組合員と家族、退職者を含めたすべての関係者のみなさまに心から感謝申し上げる。
 連合は、今後とも、「働くことを軸とする安心社会」を実現すべく、働く者の代表として雇用不安・生活不安の解消と格差社会の是正を求め、政策・制度実現に全力で取り組んで行く。

[引用終わり]


  



[お知らせ1 はじめ]

 「国会傍聴取材支援基金」を設けております。日本唯一の国会傍聴記にご協力ください。

 「国会傍聴取材支援基金」の創設とご協力のお願い

 ご協力ください。よろしくお願いします。

[お知らせ1 おわり]

[お知らせ2 はじめ]

 会員制ブログで今後の政治日程とポイントを解説しています。

 今後の政治日程 by 下町の太陽

 最初の1ヶ月は無料で試し読みできます。お気軽にご登録ください。

[お知らせ2 おわり]

[お知らせ3 はじめ]
 このブログは次の各ホームページを参照して、記事を作成しています。

最近の法律・条約(内閣法制局ホームページ)
衆議院議案(衆議院ホームページ) 
今国会情報(参議院ホームページ)
予算書・決算書データベース(財務省ホームページ)
衆議院インターネット審議中継
参議院インターネット審議中継
国会会議録検索システム(国立国会図書館ホームページ)
民主党ニュース(民主党ホームページ)goo 政治ニュース

[お知らせ3 おわり]

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

◎衆議院新区割り、0増5減緊急是正法・2010年国勢調査「後藤田真っ二つ」「野田船橋、野党のカギ」

2013年03月28日 20時26分25秒 | 第47回衆院選2014年12月アベノミクス解散

(このエントリーの初投稿日時は2013年3月28日(木)午後7時半すぎ、順次更新)

(速報版のため、記載内容に関する情報はすべてご自身で生データを照らしあわせてからご活用ください)

http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/singi/senkyoku/senkyoku_shingi_06.html

 「1人別枠方式(基数配分)」を廃止し、昨年末の「0増5減法」(細田法)により、2010年国勢調査を反映して、295小選挙区を47都道府県に割り振った新区割りが発表されました。

 平成6年政治改革4法(細川・羽田法)でできた「区割り審(衆議院小選挙区画定審議会)」による勧告は、制度ができた1994年平成6年8月11日、2001年平成13年12月19日についで、きょう2013年平成25年3月28日で3回目。

 勧告は、午後7時半すぎ、総務省のホームページに出ました。定数が3から2に減る、山梨県、福井県、徳島県、高知県、佐賀県の5つをのぞくと、全般的にはあまり大きな変更はない印象で少し拍子抜けしました。2000年国勢調査から、2010年国勢調査にかけて、あまり人口の移動が少ない日本だったということもあるのでしょう。

【新・高知1区は面積が10倍、勝敗以前に事務所費が大変だ】

 イチバン大変だと思われるのは、新高知1区。現高知1区は高知市内の一部だけでしたが、室戸市、安芸市、南国市、香南市、香美市など合計6市2郡に。現高知1区は福井照さん、現高知2区は中谷元さんと2人とも自民党で盤石の強さを誇ります。が、選挙区の面積は私の手元の計算では、旧高知1区の約250平方キロメートルから、新高知1区は2409平方キロメートルと10倍になるようです。仮に福井さんが自民党公認となっても、今の10倍の選挙区でたたかわねばならず、勝敗以前に事務所費用が大変。

【新・福井1区は旧1区・旧2区が合併のイメージ、稲田朋美さんと山本拓さん(&高市政調会長)どうなる?】

 減員区の福井県ですが、意外な結果に思えます。自民党内でももっとも強行に抵抗してきた現・3区の高木毅さんですが、敦賀市などほとんどの地盤が新2区になりました。強行に抵抗する高木さんの姿をどうかとも思いましたが、やはり自分の選挙区にこだわる人はそれなりに道が拓けるんだな。

 そして、新1区は、現1区(稲田朋美さん)と現2区(山本拓さん)が合併すると言っても良いイメージ。自民党内の公認争いが大変そうですが、山本さんは高市早苗政調会長の夫で、後輩の稲田さんにさきに入閣を許してしまいました。福井県は、官公労も基礎票が底堅いので、稲田vs山本・高市戦争でも勃発すると、案外、民主党の笹木竜三さん、糸川正晃さんらが国政復帰できるかもしれません。

 とにかく、自民党の歴史は保守分裂の歴史。その内部抗争のパワーにより長期政権となりましたが、短期的には、次の選挙、民主党はチャンスがあるのであきらめないことです。

【新・佐賀2区は、旧・佐賀2区と3区が合併のイメージ、自民党保利後援会と自民党今村さん、民主党の大串雅史さんらの大激戦か】

  佐賀市はこれまで現佐賀1区と現佐賀2区に分かれていましたが、新佐賀1区に集約。このため、これまで同様、新佐賀1区も、自民党の岩田和親さんと民主党の原口一博さんのデットヒートが続きそうな気配。

 その一方、新佐賀2区は、現佐賀2区と現佐賀3区が合併するというイメージに近い選挙区となりました。ともて広い選挙区となります。現佐賀3区は自民党の保利耕輔さんが盤石で民主党は不戦敗が続いています。現佐賀2区では今村雅弘さんと民主党の大串博史さんのデットヒートが続いてきました。この2つが合併するイメージで、自民党と民主党の間で、さまざまな駆け引きが展開されそうです。まったく知りませんがおそらく自民党保利後援会の後継問題もあるのかも。保守分裂があり得るので、民主党中堅エース格の大串さんにはチャンスがあるでしょう。いずれにしろ、次で勝ち上がった陣営がその次以降も有利になりそう。もちろん広大な選挙区でたたかうので、どの陣営も、党本部の重点支援が必須でしょう。

【新・徳島1区は前職の仙谷さんがやる気さえあれば一気に優位か、徳島・後藤田正純さんは地盤が真っ二つ、全国的に「もっとも悲惨な現職」に

 新・徳島1区は、現・徳島3区から小松島市をもらうイメージ。県会議長出身の自民党・福山守さんが勝ちましたが、浪人中の民主党・仙谷由人さんは「民主党徳島県連創設者」であることから、新しいところを回ってまとめ上げると、国政復帰の可能性が高まりそうです。民主党の他の2人の前職の処遇とあわせて、仙谷さんがやる気ならば十分にまとめられそう。仮に仙谷さんに「もうそろそろ」という弱気があれば、他の前職もあわせて、民主党県連全体の復調は厳しいかも。

 それ以上に、旧・徳島3区は、新・徳島1区と、新・徳島2区にまっぷたつになったイメージ現職は自民党の後藤田正純さんで、報道によると、以前から、県都(1区)にもポスターを貼っていたようですが、現・徳島1区、現・徳島2区にも自民党現職がいるために、予想通り厳しいことになりました。

【もっとも1票が軽かった千葉4区・野田佳彦さんの船橋市は、一部が千葉13区に。そこは「自民維」の3つ巴選挙区で、千葉13区から野党共闘が始まるかも?】

 話題になっていた野田佳彦前首相の千葉4区ですが、船橋市の一部が新・千葉13区に移ることで、「1票を重くする」ことになりました。野田さんは、後援会員の一部とは選挙区からお別れですが、新しい地域は入りません。野田さんが長期的に、盤石になる可能性がみえてきました。

 それ以上に、大事なのは、新・千葉13区。現・千葉13区は、自民党の白須賀貴樹さんが得票率41・0%で勝ち抜け、民主党の若井康彦さんが得票率27・7%、日本維新の会の椎木保さんが同22・1%でともに比例復活。自民維の3人がいます。まず、野田さんが後援会の一部を若井さんに紹介するところから始まるでしょうが、仮に「民維」の選挙協力ができれば、前回選挙ですら圧勝になります。新・千葉13区は注目区ですし、ここから野党連携がスタートするかも。野田さんが地元活動を徹底すると、全国的に野党連携の芽がでてくるというおもしろい構図がありえます。

【和歌山県有田市が旧3区から新2区に完全に移動、それ以外は大幅な変化はない印象】

 和歌山県有田市が旧和歌山3区から新和歌山2区にまるっきりお引っ越しになりました。ベッドタウンである神奈川10区の一部が、10年前の国勢調査で新設された神奈川18区に移って、人口をならします。

 それ以外は、さほど大きな変更がない印象です。2000年国勢調査から2010年国勢調査にかけて、我が国が、人口移住の少ない国になっていたということでしょう。

 これはあくまでも鳥取県に2つ配分するかっこうで、鳥取2区を基準にした1票の格差は1・998倍です。

 これに対して、定数削減のうえ、人口比例を徹底し、鳥取県を定数1にする「鳥取全県区創設」が浮上しています。これをすると、当分は人口比例だけで区割り審の一存で改訂しやすくなるとの見通しがあります。この「人口比例抜本改革法案」を野党が提出する見通し。それが成立した場合は、再び区割り審にかかります。

 今回の区割りは公職選挙法改正案として国会に提出され、「公選法の別表」が改まり、そのまま成立する見通し。これは会派ごとに質疑をしても同僚同士で意見が違ってしまうため、区割り審の勧告通りに法案を成立させるものと考えられます。周知期間はきょうから始まっているという学説があり、7月の衆参ダブル選挙は可能であると考えられます。

 「人口比例抜本改革法案」は小選挙区を30程度削減することになるため、再度人口比例による区割り審の作業になります。この場合は、ことし10月以降となり、衆参ダブルに間に合わない見通し。ただし、鳥取県が1区になることから、自民党の石破茂幹事長が反発しているとの観測があり、会期末に向けて紆余曲折がありそうです。

衆議院選挙区画定審議会のホームページから全文引用はじめ】

衆議院小選挙区選出議員の
選挙区の改定案についての勧告
平 成 25年 3月 28日
衆議院議員選挙区画定審議会平成25年3月28日
内閣総理大臣 安 倍 晋 三 殿
衆議院議員選挙区画定審議会会長 村 松 岐 夫
衆議院議員選挙区画定審議会設置法及び衆議院小選挙区選
出議員の選挙区間における人口較差を緊急に是正するための
公職選挙法及び衆議院議員選挙区画定審議会設置法の一部を
改正する法律の規定に基づき、衆議院小選挙区選出議員の選
挙区の改定案について、別紙のとおり勧告する。-1-
衆議院小選挙区選出議員の選挙区の
改定案についての勧告
衆議院議員選挙区画定審議会
本審議会は、衆議院小選挙区選出議員の選挙区間におけ
る人口較差を緊急に是正するための公職選挙法及び衆議院
議員選挙区画定審議会設置法の一部を改正する法律(以下
「緊急是正法」という )が平成24年11月26日に施 。
行されて以来、衆議院議員選挙区画定審議会設置法第2条
及び緊急是正法附則第3条の規定に基づき、平成22年の
国勢調査の結果に基づく衆議院小選挙区選出議員の選挙区
の改定に関し、調査審議を進めてきた。
その結果、次のとおり選挙区の改定案を作成したので、
ここに勧告する。-2-
青 森 県
第二区及び第三区の区域に次の二
選挙区を設ける。
第 二 区
十 和 田 市
三 沢 市
む つ 市
上 北 郡
下 北 郡
三 戸 郡
五 戸 町
第 三 区
八 戸 市
三 戸 郡
三 戸 町
田 子 町
南 部 町
階 上 町
新 郷 村
岩 手 県
第二区及び第三区の区域に次の二
選挙区を設ける。
第 二 区
盛 岡 市
玉 山 区
宮 古 市
久 慈 市
二 戸 市
八 幡 平 市
岩 手 郡
下 閉 伊 郡
岩 泉 町
田野畑村
普 代 村
九 戸 郡
二 戸 郡
第 三 区
大 船 渡 市
遠 野 市
一 関 市
陸前高田市
石 市
西 磐 井 郡
気 仙 郡
上 閉 伊 郡
下 閉 伊 郡
山 田 町
宮 城 県
第四区、第五区及び第六区の区域
に次の三選挙区を設ける。
第 四 区
塩 竈 市
多 賀 城 市
宮 城 郡
黒 川 郡
加 美 郡
第 五 区
石 巻 市
東 松 島 市
大 崎 市
大崎市松山総合支所管内
大崎市三本木総合支所管内
大崎市鹿島台総合支所管内
大崎市田尻総合支所管内
遠 田 郡
牡 鹿 郡
第 六 区
気 仙 沼 市
登 米 市
栗 原 市
大 崎 市
第五区に属しない区域
本 吉 郡
茨 城 県
第四区及び第五区の区域に次の二
選挙区を設ける。
第 四 区-3-
常陸太田市
ひたちなか市
常陸大宮市
本庁管内
山方総合支所管内
美和総合支所管内
緒川総合支所管内
那 珂 市
久 慈 郡
第 五 区
日 立 市
高 萩 市
北 茨 城 市
那 珂 郡
千 葉 県
第四区及び第十三区の区域に次の
二選挙区を設ける。
第 四 区
船 橋 市
本庁管内
船橋市二宮出張所管内
船橋市芝山出張所管内
船橋市高根台出張所管内
船橋市習志野台出張所管内
船橋市西船橋出張所管内
船橋市船橋駅前総合窓口セン
ター管内
第 十 三 区
船 橋 市
第四区に属しない区域
柏 市
沼南支所管内
鎌 ケ 谷 市
印 西 市
白 井 市
富 里 市
印 旛 郡
東 京 都
1 第五区及び第六区の区域に次の二
選挙区を設ける。
第 五 区
目 黒 区
世 田 谷 区
世田谷区池尻まちづくりセン
ター管内
世田谷区下馬まちづくりセン
ター管内
世田谷区上馬まちづくりセン
ター管内
世田谷区奥沢まちづくりセン
ター管内
世田谷区九品仏まちづくりセ
ンター管内
世田谷区等々力出張所管内
世田谷区上野毛まちづくりセ
ンター管内
世田谷区用賀出張所管内
世田谷区深沢まちづくりセン
ター管内
第 六 区
世 田 谷 区
第五区に属しない区域
2 第十六区及び第十七区の区域に次
の二選挙区を設ける。
第 十 六 区
江 戸 川 区
本庁管内(上一色三丁目に属
する区域を除く。)
江戸川区小松川事務所管内
江戸川区葛西事務所管内
江戸川区東部事務所管内
江戸川区鹿骨事務所管内
第 十 七 区
葛 飾 区
江 戸 川 区
第十六区に属しない区域
神 奈 川 県-4-
第十区及び第十八区の区域に次の
二選挙区を設ける。
第 十 区
川 崎 市
川 崎 区
幸 区
中 原 区
新丸子町、新丸子東一丁目、
新丸子東二丁目、新丸子東
三丁目、丸子通一丁目、丸
子通二丁目、上丸子山王町
一丁目、上丸子山王町二丁
目、上丸子八幡町、上丸子
天神町、小杉町一丁目、小
杉町二丁目、小杉町三丁目、
小杉御殿町一丁目、小杉御
殿町二丁目、小杉陣屋町一
丁目、小杉陣屋町二丁目、
等々力、木月一丁目、木月
二丁目、木月三丁目、木月
四丁目、西加瀬、木月祇園
町、木月伊勢町、木月大町、
木月住吉町、苅宿、大倉町、
市ノ坪、今井上町、今井仲
町、今井南町、今井、今井
西町、井田一丁目、井田二
丁目、井田三丁目、井田三
舞町、井田杉山町、井田中
ノ町、上平間、田尻町、北
谷町、中丸子、下沼部、上
丸子、小杉
第 十 八 区
川 崎 市
中 原 区
第十区に属しない区域
高 津 区
宮 前 区
福 井 県
福井県の区域に次の二選挙区を設
ける。
第 一 区
福 井 市
大 野 市
勝 山 市
あ わ ら 市
坂 井 市
吉 田 郡
第 二 区
敦 賀 市
小 浜 市
鯖 江 市
越 前 市
今 立 郡
南 条 郡
丹 生 郡
三 方 郡
大 飯 郡
三方上中郡
山 梨 県
山梨県の区域に次の二選挙区を設
ける。
第 一 区
甲 府 市
韮 崎 市
南アルプス市
北 杜 市
甲 斐 市
中 央 市
西 八 代 郡
南 巨 摩 郡
中 巨 摩 郡
第 二 区
富士吉田市
都 留 市
山 梨 市
大 月 市
笛 吹 市
上 野 原 市-5-
甲 州 市
南 都 留 郡
北 都 留 郡
和 歌 山 県
第二区及び第三区の区域に次の二
選挙区を設ける。
第 二 区
海 南 市
橋 本 市
有 田 市
紀 の 川 市
岩 出 市
海 草 郡
伊 都 郡
第 三 区
御 坊 市
田 辺 市
新 宮 市
有 田 郡
日 高 郡
西 牟 婁 郡
東 牟 婁 郡
鳥 取 県
鳥取県の区域に次の二選挙区を設
ける。
第 一 区
鳥 取 市
倉 吉 市
岩 美 郡
八 頭 郡
東 伯 郡
三 朝 町
第 二 区
米 子 市
境 港 市
東 伯 郡
湯梨浜町
琴 浦 町
北 栄 町
西 伯 郡
日 野 郡
徳 島 県
徳島県の区域に次の二選挙区を設
ける。
第 一 区
徳 島 市
小 松 島 市
阿 南 市
勝 浦 郡
名 東 郡
名 西 郡
那 賀 郡
海 部 郡
第 二 区
鳴 門 市
吉 野 川 市
阿 波 市
美 馬 市
三 好 市
板 野 郡
美 馬 郡
三 好 郡
愛 媛 県
第二区及び第四区の区域に次の二
選挙区を設ける。
第 二 区
松 山 市
北条支所管内
中島支所管内
今 治 市
東 温 市
越 智 郡
上 浮 穴 郡
伊 予 郡
第 四 区
宇 和 島 市-6-
八 幡 浜 市
大 洲 市
伊 予 市
西 予 市
喜 多 郡
西 宇 和 郡
北 宇 和 郡
南 宇 和 郡
高 知 県
高知県の区域に次の二選挙区を設
ける。
第 一 区
高 知 市
上町一丁目、上町二丁目、上
町三丁目、上町四丁目、上町
五丁目、本丁筋、水通町、通
町、唐人町、与力町、鷹匠町
一丁目、鷹匠町二丁目、本町
一丁目、本町二丁目、本町三
丁目、本町四丁目、本町五丁
目、升形、帯屋町一丁目、帯
屋町二丁目、追手筋一丁目、
追手筋二丁目、廿代町、永国
寺町、丸ノ内一丁目、丸ノ内
二丁目、中の島、九反田、菜
園場町、農人町、城見町、堺
町、南はりまや町一丁目、南
はりまや町二丁目、弘化台、
桜井町一丁目、桜井町二丁目、
はりまや町一丁目、はりまや
町二丁目、はりまや町三丁目、
宝永町、弥生町、丸池町、小
倉町、東雲町、日の出町、知
寄町一丁目、知寄町二丁目、
知寄町三丁目、青柳町、稲荷
町、若松町、高、杉井流、
北金田、南金田、札場、南御
座、北御座、南川添、北川添、
北久保、南久保、海老ノ丸、
中宝永町、南宝永町、二葉町、
入明町、洞ヶ島町、寿町、中
水道、幸町、伊勢崎町、相模
町、吉田町、愛宕町一丁目、
愛宕町二丁目、愛宕町三丁目、
愛宕町四丁目、大川筋一丁目、
大川筋二丁目、駅前町、相生
町、江陽町、北本町一丁目、
北本町二丁目、北本町三丁目、
北本町四丁目、新本町一丁目、
新本町二丁目、昭和町、和泉
町、塩田町、比島町一丁目、
比島町二丁目、比島町三丁目、
比島町四丁目、栄田町一丁目、
栄田町二丁目、栄田町三丁目、
井口町、平和町、三ノ丸、宮
前町、西町、大膳町、山ノ端
町、桜馬場、城北町、北八反
町、宝町、小津町、越前町一
丁目、越前町二丁目、新屋敷
一丁目、新屋敷二丁目、八反
町一丁目、八反町二丁目、東
城山町、城山町、東石立町、
石立町、玉水町、縄手町、鏡
川町、下島町、旭町一丁目、
旭町二丁目、旭町三丁目、赤
石町、中須賀町、旭駅前町、
元町、南元町、旭上町、水源
町、本宮町、上本宮町、大谷、
岩ヶ淵、鳥越、塚ノ原、西塚
ノ原、長尾山町、旭天神町、
佐々木町、北端町、山手町、
横内、口細山、尾立、蓮台、
福井町、福井扇町、福井東町、
池、仁井田、種崎、十津一丁
目、十津二丁目、十津三丁目、
十津四丁目、十津五丁目、十
津六丁目、吸江、五台山、屋
頭、高須、葛島一丁目、葛島
二丁目、葛島三丁目、葛島四-7-
丁目、高須新町一丁目、高須
新町二丁目、高須新町三丁目、
高須新町四丁目、高須砂地、
高須本町、高須新木、高須一
丁目、高須二丁目、高須三丁
目、高須東町、高須西町、高
須絶海、高須大谷、高須大島、
布師田、一宮、薊野、重倉、
久礼野、薊野西町一丁目、薊
野西町二丁目、薊野西町三丁
目、薊野北町一丁目、薊野北
町二丁目、薊野北町三丁目、
薊野北町四丁目、薊野東町、
薊野中町、薊野南町、一宮西
町一丁目、一宮西町二丁目、
一宮西町三丁目、一宮西町四
丁目、一宮しなね一丁目、一
宮しなね二丁目、一宮南町一
丁目、一宮南町二丁目、一宮
中町一丁目、一宮中町二丁目、
一宮中町三丁目、一宮東町一
丁目、一宮東町二丁目、一宮
東町三丁目、一宮東町四丁目、
一宮東町五丁目、一宮徳谷、
愛宕山、前里、東秦泉寺、中
秦泉寺、三園町、西秦泉寺、
北秦泉寺、宇津野、三谷、七
ツ淵、加賀野井一丁目、加賀
野井二丁目、愛宕山南町、秦
南町一丁目、秦南町二丁目、
東久万、中久万、西久万、南
久万、万々、中万々、南万々、
柴巻、円行寺、一ツ橋町一丁
目、一ツ橋町二丁目、みづき
一丁目、みづき二丁目、みづ
き三丁目、みづき山、大津甲、
大津乙、介良甲、介良乙、介
良丙、介良、潮見台一丁目、
潮見台二丁目、潮見台三丁目、
鏡大河内、鏡小浜、鏡大利、
鏡今井、鏡草峰、鏡白岩、鏡
狩山、鏡吉原、鏡的渕、鏡去
坂、鏡竹奈路、鏡敷ノ山、鏡
柿ノ又、鏡横矢、鏡増原、鏡
葛山、鏡梅ノ木、鏡小山、土
佐山菖蒲、土佐山西川、土佐
山梶谷、土佐山、土佐山高川、
土佐山桑尾、土佐山都網、土
佐山弘瀬、土佐山東川、土佐
山中切
室 戸 市
安 芸 市
南 国 市
香 南 市
香 美 市
安 芸 郡
長 岡 郡
土 佐 郡
第 二 区
高 知 市
第一区に属しない区域
土 佐 市
須 崎 市
宿 毛 市
土佐清水市
四 万 十 市
吾 川 郡
高 岡 郡
幡 多 郡
佐 賀 県
佐賀県の区域に次の二選挙区を設
ける。
第 一 区
佐 賀 市
鳥 栖 市
神 埼 市
神 埼 郡
三 養 基 郡
第 二 区-8-
唐 津 市
多 久 市
伊 万 里 市
武 雄 市
鹿 島 市
小 城 市
嬉 野 市
東 松 浦 郡
西 松 浦 郡
杵 島 郡
藤 津 郡
長 崎 県
第三区及び第四区の区域に次の二
選挙区を設ける。
第 三 区
佐 世 保 市
佐世保市役所早岐支所管内
佐世保市役所三川内支所管内
佐世保市役所宮支所管内
大 村 市
対 馬 市
壱 岐 市
五 島 市
東 彼 杵 郡
南 松 浦 郡
第 四 区
佐 世 保 市
第三区に属しない区域
平 戸 市
松 浦 市
北 松 浦 郡
熊 本 県
第四区及び第五区の区域に次の二
選挙区を設ける。
第 四 区
熊 本 市
南 区
城南町赤見、城南町阿高、
城南町碇、城南町出水、城
南町今吉野、城南町隈庄、
城南町坂野、城南町沈目、
城南町島田、城南町下宮地、
城南町陳内、城南町高、城
南町千町、城南町築地、城
南町塚原、城南町永、城南
町丹生宮、城南町東阿高、
城南町藤山、城南町舞原、
城南町宮地、城南町六田、
城南町鰐瀬、富合町榎津、
富合町大町、富合町御船手、
富合町硴江、富合町上杉、
富合町清藤、富合町木原、
富合町小岩瀬、富合町莎崎、
富合町古閑、富合町国町、
富合町菰江、富合町志々水、
富合町釈迦堂、富合町新、
富合町杉島、富合町田尻、
富合町西田尻、富合町平原、
富合町廻江、富合町南田尻
天 草 市
宇 土 市
上 天 草 市
宇 城 市
上 益 城 郡
御 船 町
嘉 島 町
益 城 町
甲 佐 町
山 都 町
本庁管内
山都町清和総合支所管内
天 草 郡
第 五 区
八 代 市
人 吉 市
水 俣 市
下 益 城 郡
八 代 郡-9-
葦 北 郡
球 磨 郡
備考1 行政区画その他の区域は、平
成25年3月28日現在による。
2 ここに記載していない選挙区
については、従前の区域とする。
3 「本庁管内」とは、市区町村
の区域のうち、支所又は出張所
の所管区域及び地域自治区の区
域に属しない区域をいう。

【全文引用おわり】

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

民主党が「地方自治体局」を新設 

2013年03月04日 19時16分09秒 | 第47回衆院選2014年12月アベノミクス解散

[写真]右向きに答える細野豪志・民主党幹事長、2013年1月7日(月)、筆者撮影。

 民主党の細野豪志幹事長は2013年3月4日、毎週月曜日の民主党役員会後の定例記者会見で、民主党本部に「地方自治体局」を新設した、と発表しました。細野幹事長は「これまでは組織委員会の下でやっていた」ものを独立させたと説明しました。

 海江田万里代表は2月24日の党大会で、「候補者、議員を選挙や日常活動で支えているのは、地方自治体議員であり、党員です。また、選挙に強い態勢を作るためには、連合の仲間の皆さん、地域に根差すさまざまな職業に従事する皆さん、まさに生活者、納税者、消費者、働く者の声を聞き、それを常に政治に活かしていく姿勢が基本です。党の団結、一致結束は、国会議員はもとより、本部と地方、国会議員と自治体議員、本部・国会議員と惜敗した総支部長、各級候補者と党員、そして党と支持団体が対話を繰り返し、一体となって活動してこそ確立されるものです」と語っていました。

 民主党地方議員は、現在、衆院議員(候補予定者)が代表をつとめる総支部に所属し、県連に参加する格好になっています。このため、総支部の党員サポーター獲得のノルマについて、軋轢が生じることなどがありました。

 今後は、地方自治体局と直結することで、党本部が地方議員を通じて、各小選挙区ごとの衆院議員候補予定者の活動状況を確認することができるようになるでしょう。今までも、連合の地方協議会・地方連合を通じて情報収集はしていたはずです。

 政策面では、麻生内閣以降に顕著な、「安心こども基金」など国から都道府県庁への渡しきりの「基金」などの財務状況に関する都道府県議や、執行状況に関する市長村議の連係プレーが可能になるかも知れません。

 いずれにしろ、民主党は若い組織ですが、若い年齢で複数期を迎えている地方議員がいるので、地方自治体局で主導権を握るチャンスでしょう。解散が無く、体が楽な地方議員でいて、党本部自治体局で主導権を握って国政への発言権を持てば、国政選挙に出るよりもよっぽど楽だし楽しいでしょう。 

 かつて、新進党時代には、公明党の後継政党「公明」の党首を藤井富雄・都議がつとめて、参院議員の半数がその下に入ったこともあります。現在の公明党にも、地方議員団会議議長として中島義雄・都議会公明党幹事長が名を連ねています。同党では、支持母体の創価学会の監督官庁が東京都庁(現在は文部科学省文化庁)だったことや、東京23区内の固定資産税の課税主体が東京都庁であることから、都議会議員(とくに東京23区選出)は特別な存在。

 一方、民主党は地方議員候補の人材供給源である「衆議院議員秘書」が数百人単位で失業したため、2015年4月の第18回統一地方選で、公明党、日本共産党、自民党(無所属含む)を上回る議席獲得はすでに絶望的。 一人一人の地方議員の発言力が強い政党として、国政与党期に国庫負担金を大幅に削減するなどの「改革政党」として活路を求めるしかありません。

[お知らせ1 はじめ]

 「国会傍聴取材支援基金」を設けました。他メディアにはない国会審議を中心とした政治の流れをこのブログで伝えていきます。質素倹約に努めていますが交通費など諸経費がかかります。

 「国会傍聴取材支援基金」の創設とご協力のお願い

 ご協力ください。どうぞよろしくお願いします。

[お知らせ1 おわり]

[お知らせ2 はじめ]

 会員制ブログで今後の政治日程とそのポイントを解説しています。

今後の政治日程 by 下町の太陽

 最初の1ヶ月は無料で試し読みできます。取材資金にもなりますのでご協力下さい。

[お知らせ2 おわり]

[お知らせ3 はじめ]

 このブログは次のホームページを参考にして、記事を作成しています。
 最近の法律・条約(内閣法制局ホームページ)
 衆議院議案(衆議院ホームページ) 
 今国会情報(参議院ホームページ)
 
予算書・決算書データベース(財務省ホームページ)

 衆議院インターネット審議中継
 参議院インターネット審議中継

 国会会議録検索システム(国立国会図書館ホームページ)

 民主党ニュース(民主党ホームページ)
 goo ニュース

[お知らせ3 おわり]





 

  






  

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

北九州市議選勝利へ民主党福岡県連会合 緒方林太郎・城井崇総支部長も必勝を期す

2012年12月20日 11時18分01秒 | 第47回衆院選2014年12月アベノミクス解散

 「公明新聞」は2012年12月20日付1面トップで「北九州市議選大勝利を 告示まで1ヶ月、情勢緊迫」として候補予定者の顔写真入りで報じました。第46回衆院選での党勢拡大・政権復帰確定から4日後にあたりますが、新進党分党・公明党(New Komeito)再結党後では最多となる新人10人(参院経験者1人含む)の顔写真は2面に掲載しました。つくづく、公明新聞というのは人間の本質を捉えた新聞だと感じます。

 一方、民主党も負けておらず、民主党福岡県連は同日朝、北九州市議選の対策会議を開催。福岡9区の緒方林太郎総支部長(衆院当選1回、勤続3年)、福岡10区の城井崇総支部長(衆院当選2回、勤続5年)が出席しました。2000年国政調査にもとづく第46回衆院選では福岡9区は北九州市の八幡東区、八幡西区、戸畑区、若松区、福岡10区は小倉北区、小倉南区、門司区で線引きされていました。


[写真]緒方林太郎さん、城井崇さん。

 緒方総支部長は当ブログの電話取材にこたえて「北九州市議選(1月18日金告示、27日投票)は総選挙後、全国的にも大規模というか中規模な選挙になる。ここで現職を落とすわけにはいかない。仮に落とすようなことがあると、『(民主党の)退色、旗幟鮮明』と(全国新聞に)書かれてしまうので、絶対に落とすわけにはいかない」と語り、現職の全員当選をめざす構えをみせました。

 公明新聞によると、戸畑区では公明現職が「意図的な安泰説を流され、支持層が浸食されている。このままでは危険な状況で、爆発的な拡大が急がれる」としました。八幡西区は「他陣営との強烈なせめぎ合いの中で共倒れする危険性があり、徹した拡大が急務だ」、その他の選挙区も「いずれも情勢が緊迫。防戦一方の戦いから、反転攻勢の拡大戦が不可欠」としました。

 公明党は第46回衆院選で10議席増やして31議席に躍進。1人引退(坂口力さん)したものの、元職の太田昭宏前代表が国政復帰し、さらに新人10人が当選しました。ところが、開票結果を見ると、前回より都市部などの県で1割近く比例票の絶対数を減らしています。しかし、ほとんどのブロックで、1%以内の数字ですが、ほんのわずかに得票率が上昇しています。つくづく、小選挙区比例代表並立制とは、相対的な評価だと感じます。このため、投票率の低下や、第3極の票割れなどで、絶対的な支持者が減りながらも結束している公明党が相対的な評価の中では議席占有率を1・5倍にしたと、現時点の仮置きの分析としては感じます。

  

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

我が党総支部長は大学ノートを付けなければ駄目だ なぜ公明党は選挙に強いのか、その秘訣とは

2012年12月17日 17時37分27秒 | 第47回衆院選2014年12月アベノミクス解散


  第46回衆院選(2012年12月16日施行)で、私の東京12区では二大政党公認候補がひとりもいないという珍しい選挙区になりました。今回は、一家揃って衆院選挙区は「太田昭宏」、衆院比例代表は「民主党」、東京都知事は「松沢成文」と、「新進党3点セット」に投票でき万感の思い。もともと、太田さんは第40回衆院選の中選挙区旧東京9区でトップ当選しましたが、私は新生党公認候補の古山和宏陣営の労務員をしていたのでライバルでした。その後、小選挙区でになり、同じ新進党の太田先生が前回トップ当選なのに、比例東京ブロック単独に回る決断をなさりましたが、小沢一郎氏が新進党分党してしまい、敵味方に分かれしまいました。今回初めて投票用紙に「太田昭宏」と書けたのは繰り返しますが、万感の思い。太田衆院議員の初代秘書で元調布市議会副議長の園田さんと日常活動として遊説した師走がなつかしい。私たち選挙区総支部では、松沢衆議院議員の「松沢政経学生会」をまねて「古山学生会」をつくり、うち一人は町長経験者ですが、比例の太田先生から、「今度、カラオケに行こう。(つんくら)シャランQの『ズルイ女』を歌ってあげよう」と声をかけていただいたことも懐かしい。小沢一郎氏が新進党を分党したことで、その機会が失われたことは今でも心残りです。ただ、野田佳彦代表が午後11時20分に辞任を表明しました。私は終電前に帰ることができました。その一事だけでも新進党が敗北(微減)したのに小沢一郎党首が居座ったことで党内に遠心力を内包し、1年2ヶ月後に党が分裂した教訓がいかされたと考えています。


[画像]第41期衆議院の議会構成、NHKスペシャル「永田町・権力の興亡」から。

 ごらんのように、自民党239、新進党156という拮抗時代。予算が衆院段階で修正され、一般会計予算総則から住専への0・6兆円の国庫負担を削ったこともありましたが、予算の国会での修正はこれが最後となっています。

 閑話休題。

 民主党総支部長のたたかいは、2016年12月までの4年間になるかもしれません。おそらく個人口座への調査委託費月20万円(手取り)は継続されるでしょうから、しっかりと日本の300分の1である地域の声を吸って、吸って、吸いまくってほしい。

 公明党が立党50年(公明政治連盟含む)を記念した座談会で、「公明党議員の強さの秘訣」を元東京都筆頭副知事が証言していました。この証言はその後も公明新聞1面などで何度も引用されています。

[公明新聞から引用はじめ]

 「私は大勢の公明都議を間近で見てきましたが、たいていが大学ノートを持ち歩いており、そこには地道に現場を歩く中でつかんだ住民からの苦情、相談内容などがビッシリ書き込まれています。ノートは無数の大衆の声であふれているのです」
 東京都副知事などを務めた青山佾(やすし)・明治大学大学院教授は、こう証言し、国民生活に立脚した公明党に期待を寄せています(公明新聞9月13日付)。

[引用おわり]

 私は民主党の国会・地方議員が大学ノートを持って歩いているのを見たことがありません。現在は新党大地の石川知裕衆議院議員が、衆議院国土交通委員会の質問用に大学ノートを持っていて、同期で年上の議員室に行ったのを見たことがありますが、日常活動の地域回りで大学ノートを持っている人がいるでしょうか。

 こうやって大学ノートを持って地元回りをしている公明党地方議員。震災時には、この大学ノートがいっぱいで、訪問先からその場でケータイで公明党本部に要望。公明党本部はてんやわんやになったので、「復興庁構想」ができたらしいですよ。まあ、民主党と公明党は一から何もかも違う。

 岩波書店はTwitterで「衆院選で,改めて憲法がクローズアップされています.人権と憲法の正しい理解には,芦部信喜『憲法 第五版』が最良の教科書です.候補者の方々には,いま一度の熟読を強くお勧めいたします」。

 この
 芦部信喜さんの『憲法
 浅野一郎さんの『新・国会事典
 鈴木精七先生の『選挙参謀手の内すべて

 は必読でしょう。懐は苦しいでしょうが、購入してむさぼり読むべし。

 さらに、衆議院事務局からもらって、衆議院議員会館にある
 『衆議院先例集 平成15年度』と
 『衆議院委員会先例集 平成15年度』

 は持ち帰って良い類のものでしょうから、斜め読みで良いから、パラパラ読むべきでしょう。この5冊ですね。

 そして、平日の午前8時50分には景気指標をチェックする。そうすると、その日の日常活動も興味が出てくるでしょう。

 これからも我が党総支部長を応援します。がんばれ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする