[写真]当時、立憲民主党全国本部の筆頭の副幹事長として、記者会見に陪席する篠原孝・衆議院議員(長野1区)、3年前の2022年、衆議院第二議員会館で、宮崎信行撮影。
今週の日本農業新聞で大きなニュースがありました。JA新潟県本部が来月3月に令和7年産米の概算金を明示することになりました。これまでは千葉県産の首都圏向け早場米から徐々に価格が形成されラストで南魚沼産コシヒカリが最高額で決まってきました。新潟県だけ半年近く前倒しになることから、相場の形成力が圧倒的に強くなるかもしれません。日本は食糧管理行政から総合農政に転換しましたが、見直される契機になるかもしれません。
あすから「飛び石連休」で、土日が休み、月曜日が平日、火曜日が休みです。来週は、衆参本会議の「石破・トランプ会談の帰朝報告とそれに対する質疑」も開かれます。そして予算案は、自公と立・国・維の修正協議をめぐり、早くも今国会のヤマ場を迎えます。
【衆議院予算委員会 きょう令和7年2025年2月7日(金)】
「令和7年度予算案」は早くも7日目でそのうち一般的質疑3日目で「省庁別審査」3日目となりました。
篠原孝さんは、若林健太・元参議院農林水産委員長に差をつけて2回ぶりに小選挙区当選し、連続当選8回となりました。長野県全5区のうち北東中信の3区は立憲の牙城に戻りました。なお、若林さんは「裏金」がなく比例重複できていれば比例北陸信越ブロックで当選できていた計算にはなります。
篠原さんは、農林水産部会には皆勤賞の勢いで出席しながら、農林水産委員会には属さず、きょねんの「農政の憲法の25年ぶりの改正」と言われた食料・農業・農村基本法の与野党審議にも参加できませんでした。2度にわたり筆頭の副幹事長をつとめながらも「農業者戸別所得保障に年1兆円」との政策を実現したことなどから、国対の2回先輩のある幹部に干されているとの見方が選挙前までありました。
きょうは、安住淳・予算委員長のもと、篠原孝さんが当初予算審議の質問に立ちました。
篠原さんは安住委員長を見ながら「久しぶりに予算委員会で質問します」と語り、「経済産業省は、ラピダス、TSMCなんか、予算つけすぎだという指摘もありました。小泉進次郎議員のは何かケチつけてんのか、支援するのかわからないという質問でしたけど、常識から考えて、何年にもわたって、かつ金融支援それから補正予算だというのをですね、膨大な金額を一企業につぎ込むというのは、私の常識からするとちょっと行き過ぎだと思うんですけど経産省は今までこんなに巨大な金額を移し企業に導入したことあるんでしょうか」と語りました。これには「良い質問だ」との山井・筆頭理事が合いの手を挟みました。
経産省官房長は「近年半導体を初めとしまして、成長分野の投資を国内で実現するという競争が世界で激化してございます。アメリカにおいても14兆円規模の支援策が講じられています」と述べました。
ここで、安住委員長は「ちょっと待って、速記止めて。官房長、質疑者は99000億円を超えるような投資は一民間企業に今まであるのかと聞いているのだから、それに対して答弁して」と背中を押しました。再答弁で官房長は「失礼いたしました。ご指摘の点でございますけれども今申し上げましたラピダスを除きまして1兆円を超えるような補助金の措置を講じたことはありません」としました。
機会の平等を条件とする自由主義経済の根幹にかかわる問題です。
長野県ではリッター200円超のガソリンスタンドが出てきたとしてSNSで話題を呼んでいます。篠原さんは地元なのに「全国で2番目に高いと。それしょうがないですよ。僕は地産地消というのは作ってやったんです。港から遠いですから、輸送コストかかりますから高くなっちゃう当然なんです」と開き直り「新潟にガソリン入れに行くと、そっちの方が高くなってるんじゃないかと僕は思う。馬鹿なことしてる」と正論をはきました。そのうえで、ガソリンの補助金を見直す必要性をときました。
例年の一般質疑に比べて、「省庁別」が徹底していることから、国政復帰した議員が財務大臣に国政全般の質問をする動きもみられます。
来週月曜日平日は、午後1時から一般的質疑4日目。
【参議院政治倫理審査会 同日】
自民党の羽生田俊(日本医師政治連盟)さんと、堀井巌さん(奈良県連)の裏金の弁明とそれに対する質疑がありました。
【衆・内閣委員会】
前回の定例日の3大臣に続き、きょうは4大臣の所信的あいさつがありましった。
【衆・財務金融委員会】
加藤勝信大臣の所信的あいさつがありました。「所得税法改正案」(217閣法1号)には、「103万円の壁」を「123万円の壁」に引き上げる改正項目が既に盛り込まれ、国会に提出。税法までもが、対案並行審議、修正含みの展開となりそうです。
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今週の日本農業新聞で大きなニュースがありました。JA新潟県本部が来月3月に令和7年産米の概算金を明示することになりました。これまでは千葉県産の首都圏向け早場米から徐々に価格が形成されラストで南魚沼産コシヒカリが最高額で決まってきました。新潟県だけ半年近く前倒しになることから、相場の形成力が圧倒的に強くなるかもしれません。日本は食糧管理行政から総合農政に転換しましたが、見直される契機になるかもしれません。
あすから「飛び石連休」で、土日が休み、月曜日が平日、火曜日が休みです。来週は、衆参本会議の「石破・トランプ会談の帰朝報告とそれに対する質疑」も開かれます。そして予算案は、自公と立・国・維の修正協議をめぐり、早くも今国会のヤマ場を迎えます。
【衆議院予算委員会 きょう令和7年2025年2月7日(金)】
「令和7年度予算案」は早くも7日目でそのうち一般的質疑3日目で「省庁別審査」3日目となりました。
篠原孝さんは、若林健太・元参議院農林水産委員長に差をつけて2回ぶりに小選挙区当選し、連続当選8回となりました。長野県全5区のうち北東中信の3区は立憲の牙城に戻りました。なお、若林さんは「裏金」がなく比例重複できていれば比例北陸信越ブロックで当選できていた計算にはなります。
篠原さんは、農林水産部会には皆勤賞の勢いで出席しながら、農林水産委員会には属さず、きょねんの「農政の憲法の25年ぶりの改正」と言われた食料・農業・農村基本法の与野党審議にも参加できませんでした。2度にわたり筆頭の副幹事長をつとめながらも「農業者戸別所得保障に年1兆円」との政策を実現したことなどから、国対の2回先輩のある幹部に干されているとの見方が選挙前までありました。
きょうは、安住淳・予算委員長のもと、篠原孝さんが当初予算審議の質問に立ちました。
篠原さんは安住委員長を見ながら「久しぶりに予算委員会で質問します」と語り、「経済産業省は、ラピダス、TSMCなんか、予算つけすぎだという指摘もありました。小泉進次郎議員のは何かケチつけてんのか、支援するのかわからないという質問でしたけど、常識から考えて、何年にもわたって、かつ金融支援それから補正予算だというのをですね、膨大な金額を一企業につぎ込むというのは、私の常識からするとちょっと行き過ぎだと思うんですけど経産省は今までこんなに巨大な金額を移し企業に導入したことあるんでしょうか」と語りました。これには「良い質問だ」との山井・筆頭理事が合いの手を挟みました。
経産省官房長は「近年半導体を初めとしまして、成長分野の投資を国内で実現するという競争が世界で激化してございます。アメリカにおいても14兆円規模の支援策が講じられています」と述べました。
ここで、安住委員長は「ちょっと待って、速記止めて。官房長、質疑者は99000億円を超えるような投資は一民間企業に今まであるのかと聞いているのだから、それに対して答弁して」と背中を押しました。再答弁で官房長は「失礼いたしました。ご指摘の点でございますけれども今申し上げましたラピダスを除きまして1兆円を超えるような補助金の措置を講じたことはありません」としました。
機会の平等を条件とする自由主義経済の根幹にかかわる問題です。
長野県ではリッター200円超のガソリンスタンドが出てきたとしてSNSで話題を呼んでいます。篠原さんは地元なのに「全国で2番目に高いと。それしょうがないですよ。僕は地産地消というのは作ってやったんです。港から遠いですから、輸送コストかかりますから高くなっちゃう当然なんです」と開き直り「新潟にガソリン入れに行くと、そっちの方が高くなってるんじゃないかと僕は思う。馬鹿なことしてる」と正論をはきました。そのうえで、ガソリンの補助金を見直す必要性をときました。
例年の一般質疑に比べて、「省庁別」が徹底していることから、国政復帰した議員が財務大臣に国政全般の質問をする動きもみられます。
来週月曜日平日は、午後1時から一般的質疑4日目。
【参議院政治倫理審査会 同日】
自民党の羽生田俊(日本医師政治連盟)さんと、堀井巌さん(奈良県連)の裏金の弁明とそれに対する質疑がありました。
【衆・内閣委員会】
前回の定例日の3大臣に続き、きょうは4大臣の所信的あいさつがありましった。
【衆・財務金融委員会】
加藤勝信大臣の所信的あいさつがありました。「所得税法改正案」(217閣法1号)には、「103万円の壁」を「123万円の壁」に引き上げる改正項目が既に盛り込まれ、国会に提出。税法までもが、対案並行審議、修正含みの展開となりそうです。
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