[画像]れいわ新選組の山本太郎代表(右端)と天畠大輔参議院議員、きょう2022年10月20日の参議院インターネット審議中継から宮崎信行キャプチャ。
第26回参議院議員通常選挙からおよそ100日たった今週は、政治の枠組みが大きく変わり、黄金の3年間の構図が見えつつあります。
今から30年前「日本新党」を立った一人でつくった細川護熙さんは先月都内で「ウクライナ・チャリティ・個展」を開きました。
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[写真]細川護熙さんチャリティ個展の会場、先月、宮崎信行撮影。
一作品あたり、最も安くて20万円以上のいい値段でした。
3年前、山本太郎参議院議員と、立花孝志元船橋市議ら、失礼ながら細川元総理ほどお金持ちと思えない創始者が、れいわ新選組とNHK党を政党にすることに成功。過去の新党は時間とともに失速しましたが、各々228万票→231万票、98万票→125万票に増やして、少なくとも2028年まで政党要件を満たすことが確定しています。
【参議院予算委員会 きょう令和4年2022年10月20日(木)】
基本的質疑2日目。なお、補正予算案の提出は来月です。
過去3年間は2人会派はただの一回も質問できませんでしたが、れいわ新選組4議席に加えて、NHK党2議席も予算委員が割り当てられました。
れいわ新選組の天畠大輔さんの質疑では、立場は不明ですが、山本太郎代表も陪席。天畠さんは「日本で最も障害の重い研究者です」と自己紹介し、女性介助者と男性秘書に「あかさたな話法」を事前原稿で補い発言しました。天畠さんは「障害者権利条約は合理的配慮規定だが、日本の障害者施策は温情主義。この質疑時間のカウントダウンを止めるかどうかは委員長の裁量となるが、合理的配慮で質疑時間を長くしてほしい」と語りました。天畠さんは岸田文雄首相に対して「精神科病床の身体拘束が過去10年で2倍になっている」と指摘し「実態について今一度、厚生労働大臣と確認したい」との答弁を得ました。
今210回国会では、以前からの政策プログラムにより、難病医療法の改正と障害者総合支援法の改正がたまたま同時期に法案提出されます。これについて、先週、同党は束ね法案として提出しないようペーパーを出しました。首相は「現物は見ていない」としつつ理解を示しました。
N党の浜田聡さんは「少数会派へのご配慮ありがとうございます」とし、のっけから「NHKの受信料は沖縄とそれ以外は違う。法律だが、本土復帰から50年経ったので、全国一律にすべきだ」と話しました。浜田さんは「当初ゼロ議席との予想もあった我が党は、この政策を公約の前面に出すことで政党要件を維持したことを再認識してほしい」と強調しました。浜田さんは、総務省選挙部長に対して、裁判費用の肩代わりは公職選挙法の寄付規定に手委縮しないのではないかと問い、立花党首が先の参院選で立候補せず非議員なのはこのことが最大の理由だと明かしました。
これに対する質疑では、首相がきのう宗教法人法の解散命令で民法の不法行為も理由になりうると答弁を変えたことや、きょう夕刻1ドル150円突破となった円安に関連した質問が相次ぎました。
【各党協議会 今週】
政治が大きく動いており、大きく4つの協議体が立ち上がっています。
「安全保障3文書」の自民・公明の協議会(麻生太郎・小野寺五典、北側一雄・佐藤茂樹ら)
「統一教会の多額献金救済」の自民・立憲・日本維新の会の協議体(国対委員長と実務者)
「国葬と経済対策」の自民・国民の協議(党首会談や議運など)
「統一教会」の立憲・共産の野党国対合同ヒアリング(きょうで20回目)
の4ルートが立ち上がっています。
【衆議院議院運営委員会理事会 同日】
来週火曜日(10/25)の本会議で、知事の民間病院の権限を強化する「感染症法改正案」(210閣法5号)の趣旨説明と対総理質疑と安倍晋三追悼演説の実施について協議。また、国葬問題についてのルール作りと有識者数十人ヒアリングについても協議。これに先立つきのう、国民民主党は国葬についての考え方を両院議員総会で党議決定し発表しました。
●あすの予定
衆議院では10委員会が金曜日を定例日としていますが、そのうち8委員会以上で、大臣の所信表明を聞くことになっています。
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[画像]れいわ新選組の山本太郎代表(右端)と天畠大輔参議院議員、きょう2022年10月20日の参議院インターネット審議中継から宮崎信行キャプチャ。
第26回参議院議員通常選挙からおよそ100日たった今週は、政治の枠組みが大きく変わり、黄金の3年間の構図が見えつつあります。
今から30年前「日本新党」を立った一人でつくった細川護熙さんは先月都内で「ウクライナ・チャリティ・個展」を開きました。
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[写真]細川護熙さんチャリティ個展の会場、先月、宮崎信行撮影。
一作品あたり、最も安くて20万円以上のいい値段でした。
3年前、山本太郎参議院議員と、立花孝志元船橋市議ら、失礼ながら細川元総理ほどお金持ちと思えない創始者が、れいわ新選組とNHK党を政党にすることに成功。過去の新党は時間とともに失速しましたが、各々228万票→231万票、98万票→125万票に増やして、少なくとも2028年まで政党要件を満たすことが確定しています。
【参議院予算委員会 きょう令和4年2022年10月20日(木)】
基本的質疑2日目。なお、補正予算案の提出は来月です。
過去3年間は2人会派はただの一回も質問できませんでしたが、れいわ新選組4議席に加えて、NHK党2議席も予算委員が割り当てられました。
れいわ新選組の天畠大輔さんの質疑では、立場は不明ですが、山本太郎代表も陪席。天畠さんは「日本で最も障害の重い研究者です」と自己紹介し、女性介助者と男性秘書に「あかさたな話法」を事前原稿で補い発言しました。天畠さんは「障害者権利条約は合理的配慮規定だが、日本の障害者施策は温情主義。この質疑時間のカウントダウンを止めるかどうかは委員長の裁量となるが、合理的配慮で質疑時間を長くしてほしい」と語りました。天畠さんは岸田文雄首相に対して「精神科病床の身体拘束が過去10年で2倍になっている」と指摘し「実態について今一度、厚生労働大臣と確認したい」との答弁を得ました。
今210回国会では、以前からの政策プログラムにより、難病医療法の改正と障害者総合支援法の改正がたまたま同時期に法案提出されます。これについて、先週、同党は束ね法案として提出しないようペーパーを出しました。首相は「現物は見ていない」としつつ理解を示しました。
N党の浜田聡さんは「少数会派へのご配慮ありがとうございます」とし、のっけから「NHKの受信料は沖縄とそれ以外は違う。法律だが、本土復帰から50年経ったので、全国一律にすべきだ」と話しました。浜田さんは「当初ゼロ議席との予想もあった我が党は、この政策を公約の前面に出すことで政党要件を維持したことを再認識してほしい」と強調しました。浜田さんは、総務省選挙部長に対して、裁判費用の肩代わりは公職選挙法の寄付規定に手委縮しないのではないかと問い、立花党首が先の参院選で立候補せず非議員なのはこのことが最大の理由だと明かしました。
これに対する質疑では、首相がきのう宗教法人法の解散命令で民法の不法行為も理由になりうると答弁を変えたことや、きょう夕刻1ドル150円突破となった円安に関連した質問が相次ぎました。
【各党協議会 今週】
政治が大きく動いており、大きく4つの協議体が立ち上がっています。
「安全保障3文書」の自民・公明の協議会(麻生太郎・小野寺五典、北側一雄・佐藤茂樹ら)
「統一教会の多額献金救済」の自民・立憲・日本維新の会の協議体(国対委員長と実務者)
「国葬と経済対策」の自民・国民の協議(党首会談や議運など)
「統一教会」の立憲・共産の野党国対合同ヒアリング(きょうで20回目)
の4ルートが立ち上がっています。
【衆議院議院運営委員会理事会 同日】
来週火曜日(10/25)の本会議で、知事の民間病院の権限を強化する「感染症法改正案」(210閣法5号)の趣旨説明と対総理質疑と安倍晋三追悼演説の実施について協議。また、国葬問題についてのルール作りと有識者数十人ヒアリングについても協議。これに先立つきのう、国民民主党は国葬についての考え方を両院議員総会で党議決定し発表しました。
●あすの予定
衆議院では10委員会が金曜日を定例日としていますが、そのうち8委員会以上で、大臣の所信表明を聞くことになっています。
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[画像]れいわ新選組の山本太郎代表(右端)と天畠大輔参議院議員、きょう2022年10月20日の参議院インターネット審議中継から宮崎信行キャプチャ。
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