(このエントリーの初投稿日時は2015年7月8日午前10時半)
[画像]岡田克也民主党代表(右)と松野頼久維新の党代表(中央)、衆議院インターネット審議中継から筆者(宮崎信行)がスクリーンショット。
民主党代表の岡田克也さんと維新の党代表の松野頼久さんは、平成27年2015年7月8日(水)午前10時10分過ぎから、国会内委員長室で党首会談をしています。
両者の党首会談は、就任あいさつ回りを除けば初めて。
議題は政府が提出した「2015年日米ガイドラインを実施する安保2法案」(189閣法72号・189閣法73号)への、維新の党の対案「武力攻撃事態法改正条項の存立危機事態をとり、個別的自衛権の事態に改める内容」の提出と、民主党と維新の党が、政府原案の隙間を埋める「領域警備法案」(昨秋の臨時国会で民主党単独提出)の2法案の提出と、そのタイミング、採決日程をめぐる認識をすり合わせているものとみられます。
【追記 2015年7月8日午前11時過ぎ】
午前11時のNHKニュースによると、民維代表会談で、「足並みをそろえる」との認識で一致し、領域警備法案(189衆法おそらく26号)を民維共同で衆議院に提出しました。
これに先立つ同日朝、当初の予定通り、維新の党は、政府原案(189閣法72号)の「存立危機事態」を手直しした、「武力攻撃事態法など改正案」(189衆法おそらく25号)を単独提出しました。
なお、ニュース映像によると、国会議事堂内中央部委員長室の会談には、岡田代表には代表代行の長妻昭さん、松野代表には幹事長の柿沢未途さんが付き添いました。
【追記おわり】
【再追記 2015年7月8日午前11時半過ぎ】
FNNスピークが報じたところでは、松野さんは「どういうボタンの掛け違いがあったのか」と語り、前日の、柿沢幹事長、馬場信幸国会対策委員長と、民主党の枝野幹事長、高木国対委員長との4者の会談でなんらかの認識の違いがあったことを明らかにしました。
松野頼久さんは熊本1区6期、柿沢さんは東京15区3期、馬場さんは大阪17区2期で政治団体「大阪維新の会」の構成員。
[写真]民維代表会談にのぞむ、左から、柿沢幹事長、松野代表、岡田代表、長妻代表代行=2015年7月8日放送FNNスピークから筆者撮影。
[写真]民維代表会談のあと、「どういうボタンの掛け違いがあったのか」と語る、松野代表=同。
[写真]「決裂」と報じられた、前日の民維幹事長・国対委員長会談、左から馬場信幸国対委員長、柿沢幹事長、枝野幹事長、高木国対委員長=民主党ニュースから。
馬場伸幸・維新の党国会対策委員長は、当初会期末直前に、自民党の菅義偉・内閣官房長官と会っていることから、自民党政府官邸から、内閣官房共通費の報償費、いわゆる官房機密費を受け取ったことは間違いないと思われます。
【追記おわり】
このエントリーについては以上です。
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