
(写真は日本テレビnews24から)
やっとというか・・・まあ朗報なのでしょう。
血液製剤(凝固剤)のフィブリノゲンなどの投与でC型肝炎になったというなんともやりきれない医療事件。全国5カ所で係争中の国を相手取った訴訟が早期和解に向け動き出しました。
この訴訟について、舛添厚労相が「全部(の訴訟)で和解をめざす」との考えを述べました。
福田首相も31日、報道各社とのインタビューで「今までの経緯を見ていて、政府に責任がないというわけにはいかないとわたしは思っている」と語りました。
首相が国の責任を認めたのはこれが初めてです。
薬害肝炎訴訟で舛添厚労相「全部で和解目指す」(朝日新聞) - goo ニュース
福田首相、国の責任認める-薬害C型肝炎問題 (時事通信) - goo ニュース
以上2本の記事をもとに下町の太陽の責任でまとめてみます。
薬害C型肝炎訴訟をめぐり、舛添厚生労働相は31日の衆院厚生労働委員会で、和解に前向きな姿勢を示している大阪高裁に加えて、東京、福岡、名古屋、仙台を含む5カ所すべての訴訟を「全部解決したい」と述べました。
対象は血液製剤「フィブリノゲン」で感染した原告だけでなく、
新生児向けの止血剤などに使われた第9因子製剤「クリスマシン」「PPSB―ニチヤク」で感染した原告とも和解をめざす。
質疑の中で、民主党の枝野幸男さんは、和解に前向きな舛添大臣と、慎重な答弁を繰り返す厚労省幹部に「温度差」があることを指摘した。
弁護士でもある枝野さんは、大阪高裁の和解に向けた協議で「大臣が裁判官に会い、直接話をすればいい」と提案。、舛添氏は「思いを裁判所に伝えることができるなら、検討したい」と前向きな考えを示した。
枝野さんは「国が責任を認め謝罪することが被害者の一番の願い」と語ると、厚労相は「5つの判決は全部微妙に違うが、そういう違いを乗り越え、最終的にはお金ではなく、皆さん方の本当の願いが実現できるよう、政府一丸となって全面解決を図る思い」との認識を示した。
日本共産党の高橋千鶴子さんの質問に対し、第9因子製剤「クリスマシン」も含めて全面的に解決したいと答えた。
「薬害C型肝炎に関する国会(衆参)の審議と政府の動き」エントリー一覧
10/31【国会傍聴記】フィブリノーゲン→フィブリノゲン「再評価すべきだった」舛添大臣 衆院厚労委
10/25【国会傍聴記】菅さん、厚労委で薬害肝炎「フィブリノゲン30万人投与」を指摘
10/24【速報】菅さん「フィブリノーゲン→フィブリノゲンで承認延長」 天下りの松下ミドリ十字社長
10/23菅直人、厚労省地下倉庫に“突撃”
10/16【国会傍聴記】参院予算委 分からないなりの大事さ 厚労相と母親と
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